大掃除 | 追手門学院女子ラグビー部ブログby後藤翔太
今日はトレーニングセンターの大掃除をした。



新しいオモチャを手に入れて喜んでいるように見えるが…
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掃除が始まるとすぐに真剣モード。
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この集中力はさすがである。



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わさなも一応ちゃんとやっている。
後ろのマスクは胃腸炎になったので、島根に帰ることを認めないこととする。


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こちらはみーちゃんとナカム。
みーちゃんは、いつも私の悪口を言っているが今日の掃除はちゃんとしてる。


はるなも同じ。
いつも、私の陰口を、私に聞こえるように言う。
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しゅんは笑い方がおかしいからコメントは差し控えさせて頂く。
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この写真で十分だろう。


ところで、
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彩は15kgプレートがドーナツに見えるらしい。

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これはバームクーヘンだと言っている。


お気づきだろう。
もう掃除には飽きている。


かくれんぼが始まった。
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わかりやすい。
でも、うまくハマっているので、褒めた。


はぁ…
もっとおしとやかに掃除ができないものか…


私はうつむいたまま、振り返った。



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寝てるやつがいた。


信じられなかった。


もう一度言う。
バランスボールを磨きながら寝ているやつが今私の目の前にいるのだ。
信じられるわけがなかろう。

きっとミカンを食べてる夢を見ている。



ちゃんしろよ。
と思った。
育て方が間違っているのか?
と自分にベクトル向けた。

まずは自分が率先するべきだと改めた。

その時だった。

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私は洗剤をひっくり返し、ボール磨きに見事な威力を発揮したゲキオチ君のカスが無残にも飛び散った。


私は言葉を失った。



その時わさなが後ろで言った。

『ねぇねぇ、あのさぁ、バランスボールはさぁ、ゲキオチ君で磨くより普通に雑巾で磨いた方がキレイになるよねぇ。』

これが、さっきまでゲキオチ君で
『めっちゃ落ちるなぁ!!』
と喜んでいた私の後ろでつぶやく言葉か…


葵が言う。

『しょーたさんって絶対家で掃除とかしたことないねんで!絶対そうやって!』


うん。
間違いない。
その通りである。
葵に言われたらもうおしまいである。


結局、私がひっくり返したところは皆がキレイに掃除してくれた。

ありがとう。
そして、ごめんなさい。

私の立ち位置は来年も変わりそうにない。