キルギスくるま事情
まずはこの国の自動車マーケットを象徴していると思われる写真を3枚ご覧下さい。
ただの路上駐車場で撮った写真ですが、オッシュとビシュケク、それに湖周辺のくるま事情を見た限り、この3枚はまさにキルギス自動車市場の象徴。
まず1枚目。
右から、ベンツ、ベンツ、BMW、そしてホンダのオデッセー。
続いて2枚目。
同じく右から、ホンダ ステップワゴン、トヨタ ウィンダム、アウディー、ベンツ、レクサスRX、ステップワゴンと続きます。
ここまで見て、欧州車と日本車がまじっていることが分かる。
そしてどれも新車ではなく、2世代3世代くらい前のくるま。
続いて3枚目。
これは左から、ベンツ、BMW、ホンダ アコード、VW、ベンツ・・・と続きます。
だいたい街中を走っているのもこんな感じ。
ボディータイプ別に分けると、
乗用車(いわゆるセダン系)はベンツ、VW、BMWとアウディー。これが大部分を占め、たまに日本車もあるかな、くらい。
次にミニバン。これはホンダの独壇場。特に初代のオデッセーと、初代&2代目ステップワゴンがかなり目立つ。たまにデリカも見かけます。2枚目の写真の奥の方にも見える。
SUVは小型がCR-VとRAV4、大型はパジェロかランクル。
これらだけでかなりの割合を占めているのは確実。
中古車と言えばミャンマーも中古車マーケットだったけど、あっちは20年も30年もたったようなくるまが主流な一方、こっちは10年落ちくらいのくるまがメインかな。
日本車は日本から来てるくるまなので右ハンドル、欧州車はヨーロッパ方面から来てるのだろうから左ハンドルという具合にハンドルはくるまによってごちゃまぜ。
そんな一風変わったキルギスの自動車市場です。
ちょっと前のくるまが普通に走ってるところを見ると、日本人や欧州人はまだまだ使えるうちに手放しちゃう(一方それによって支えられている経済がある)けど、くるまって大切に使えば長く乗れるものなんだよね。
それをキルギスの人たちから教えてもらいました。
(ただし、ツルツルのタイヤで雨の山道をぶっ飛ばすのはやめた方がいいと思う)
中国まとめ
すっかり間があいてしまったけど、中国シリーズ最終章。
お決まりのまとめを載せます。
1. 滞在日
2011年6月2日~7月4日(33日間)
2. 訪問都市
昆明・大理・成都・康定・炉雀・色達・馬爾康・九寨溝・蘭州・敦煌・乌鲁木齐・喀什
3. 会計報告
(1)総計 86,000円
(2)内訳
・生活費 70,000円(1日あたり約2,100円)
・中国ビザ 3,300円
・ネパールビザ 2,600円(中国政府がチベットを閉鎖したことにより、
ネパール行き叶わず。よって中国にチャージ)
・ガイドブック 1,800円
・キルギスバス 8,400円
(3)累計 384,000円(143日)
4. 消費量
66本(大瓶中心) 397
5. 評価
(1)Sambi
・景 ★★★★★
・食 ★★★★☆
・人 ★★☆☆☆
(2)その他
・難易度 ★★★☆☆ (宿泊/交通など旅行のしにくさ。
星が少ない=旅行しやすい)
・再訪度 ★★★☆☆ (また行きたいか)
6. 世界遺産
・四川省のジャイアントパンダ保護区
・九寨溝
・黄龍風景区
・莫高窟
7. 総評
・初の中国。入国前はいわゆる「反日感情」に少なからずびびって
いたのだが、日本人と分かってもいやな顔をされることは一切なく、
むしろ歓迎してくれることが多かった。
・しかしやっぱり中国人はクセがあってアクが強い(一概には言えない
だろうけど)。話す時は大声かつ横柄で、何かにつけて「我先」。
道も順番も人に譲るなんて考えはないらしい。が、乗り物で席を
譲るようなマナーは存在していた。
・次に移動。大都市間には鉄道が走り、チケットさえ取れれば移動は
容易かつ快適。但し、四川省西部のような地方に行くとなると、
移動手段はバス。道も都市部のそれとは比べ物にならないほど
貧弱。しかしあれだけの国土。それも致し方なかろう。
・宿。大きな都市には驚くほどきれいなゲストハウス(多くはYH)が
いくつかある。ロッカー付きの広いドミ、きれいなシャワールームに
共用スペース、もちろんインターネット環境も抜群。そこに30~
40元(400円~500円ちょっと)で泊まれるのは素晴らしい。
一方YHがない街・村では、○○飯店、××賓館、もしくは招待
所と呼ばれるところに泊まることになるが、ブログでも書いた通り、
外国人お断りのところも少なくなく、宿探しで苦労したことも度々。
・飯は別で書いたので省略。
・ビールも既報の通りだが、あれから更に安いビールを発見。瓶
1本1.9元(約25円)。これを下回るビールはあるのかないのか。
・いろんな人種がおり、地域ごとに違った顔を見せてくれるのも
この国のおもしろいところ。大自然あり、寺あり、遺跡あり、
砂漠あり、モスクあり・・・見所には事欠かない。しかしどこも
かしこも入場料が高いのはご存知の通りで旅行者泣かせ・・・。
・都市部における「大都市っぷり」は想像をはるかに上回る
レベル。が、それでも未だにあちこちで建築ラッシュが続いて
いるし、くるまも増える一方。この国が5年後10年後どう
なっているのか楽しみである一方、お隣の国の人間としては
それをえらく脅威に感じたというのが正直なところ。
・しかし結局は、
「行きたくないけど、また行きたい」
これが中国に対するいまの素直な気持ち。
ウズベキスタンビザ申請(続)
本当に一筋縄ではいかないウズベクビザ。
先週申請に行った際、事務員さんから
「金曜日(15日)に取りに来るように。事前の電話は不要」
と言われたんだけど、念のためと思い、昨日宿の方に電話を掛けてもらいました。
すると・・・
「いまビザ申請が混み合っていて金曜日はもう予約でいっぱいなので、来週の火曜日に来るように」
と言われたとのこと。
ソンナバカナ・・・
あんた金曜に来いって言ったじゃん。
おれは別になんの予約もしてないからいいけど(いや、よくないけど)、ビザもらえると思ってフライト予約する人だっているだろうし、それに更に4日も待たせるってことがどういうことか分かってんのカーーーー
等々と不満がわきだして来るわけですが、「火曜に」と言われて「はい、そうですか」と簡単には引き下がれないわたし。
アポなしで今日行って来ました。
まず規定の9時50分から5分ほど遅れて前回同様に点呼。
「おれは関係ないからいーや」と思ってマンガを読みながら座っていると、何人か呼ばれた後に
「クボタショー」
えーーーーっっっ!?
おれの予約火曜日なんですけど・・・。
なぜリストに名前が・・・。ワケガワカラナイ。
何がどうなってるのか、その答は誰にも分かりませんが、何の問題もなくビザが取れました。
これ、素直に火曜に行ってたらリストに名前はなかったのカモ・・・。
まぁとにかく、これで明日国境の街に向かい、予定通りあさってウズベキスタンに入国することが出来そうです。
(係のおねーさんが引っ込んだ隙にパチリ)
イシクフード
イシククル湖シリーズの続編。
普段のようなレストラン食ではなく、ちょっと変わった体験をふたつしたのでそれを書きます^^
ひとつめは初日の夜のこと。
夕陽が沈むのを見、あたりも暗くなった頃、食堂を探して歩いていると、どこからともなくいいにおい・・・
その出所を探ると、普通の民家でした。
どうしようか一瞬悩んだ末、とりあえず入ってみることに。
家の人から
「どうしたの?」
と言われ、
「いや、においにつられて・・・」
と返すと、
「ごめんね、うちは食堂じゃないの」
とのこと。
はい、分かっとります。が、あまりにいいにおいなので・・・と少々粘ると
「100ソム払うなら食べてってもいいわよ」
とのこと。
100ソム(約200円)・・・レストランで食べるよりちょっと高いけど、こんなにいいにおいのものが食べられるんなら、まぁよかろうということで、お邪魔させていただくことに。
早速中を見せてもらうと、においの元は「ショルポ」という羊肉と野菜のスープでした。
じっくりコトコト煮込むのが重要なよう。傍目にはもう食べられそうだけど、まだ時間がかかるようなので、その間庭先でおしゃべり。
たまたま英語が分かる人がふたりいてくれたこともあり、会話が弾む。お気に召していただけたようで、
「さっきはごめん、お金なんていらないから、ゆっくり食べてってね」
とのお言葉をもらいました。
結局30分以上も立ち話に花を咲かせ、待ちに待った食事の時間。
ここの家の家族と、ロシアから休暇で来たという家族(親戚?)、大勢で囲む食卓。
これまで撮った写真を見せながら、たびの話をしてみたり、みんなの身の上話を聞いてみたり。
「いっぱい食べて行きなさい」の言葉通り、山盛りでゴロンと巨大な羊肉が入った特性ショルポを2杯もいただきました。
これまでも食堂でショルポやボルシチなどのスープを何度か食べたけど、ぜんぜんレベルが違う。
羊と野菜のいい味が出てて、奥深い。これはきっとベストオブキルギスフードになるでしょう。
腹いっぱいなのに、まだ食べたくなる。そんな究極の1品。
食後はウォッカで乾杯・・・。左のおねーさんが良く飲む方で、何杯ショットで乾杯したことか。笑
でもそれもまた楽しく、お腹もいっぱいホロ酔い幸せ気分でお世話になったみんなとバイバイして来ました。
続いてふたつめ。
ビシュケクからタムチーに向かうミニバスに揺られている時、道路の脇に見えた懐かしい光景。
おーーーーっ!干物だ!!!ここで干物に出会えるとは・・・。
バカが付くほど干物には目がないわたし。
「もしタムチーにも干物が売ってたら絶対食べなきゃ!」
そう思っていると、あったあった干物の店。
(ちなみに上の写真はタムチーの干物屋さん)
2日目の昼、大工のにいちゃんたちとひと泳ぎした後、まずは干物を買いにメイン通りへ。
こんなにデカイ魚をまるまる1匹、40ソム(80円)で購入。
干物屋のおばちゃんに身振り手振りで聞いたところ、
「火を通すのではなく、これはこのまま食べるもの」
とのこと。
だーけーどー、
これは焼いた方が絶対にうまい!!!
ということで、プチバーベキューのよーい開始!
まずは泊まってるところの目の前のちょっとした雑木林から、小ぶりの木を、そのへんの草むらから枯れ草を拾って来る。
「どっかでこっそり直火でやろ」
なんて思ってたら、泊まってるところにふるーいバーベキュー用コンロがあった。
ので、これを拝借。
枯れ草に火を付け、ふーふーしてあげると、木々にもうまく燃え移ってくれた。
コンロの側に使用炭のくず炭が捨ててあったので、それもちょこっといただく。まだきっと使えるでしょう。
火が落ち着いたところで魚をのせる。
強火というより、直火。笑
まぁ元々火を通す必要なしとのことなので、表面をさっと焼き、中に火が通るか通らないかくらいがよいでしょう。
魚からはぼったぼったと油が落ち、その下からはジュージューといい音。食欲をそそりますねー。
両面と、腹の中も焼いて、火からおろす。
出来上がりの図。
ナンも魚もでかい!
さて、肝心のお味はと言うと・・・。
油がのっててうまい!
ちょっと塩っ辛いけど、んん、どこかで食べたことのある味。
なんだろーなんだろーと考え、思い至った。
「鮭とばだっ!!」
(鮭とばbyウィキ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AE%AD%E3%81%A8%E3%81%B0
懐かしいなー。これもふるさとの味。
結構しょっぱいのでパンにはさんでもちょーどいいし、何よりビールのつまみにぴったり。
イシククルの湖の恵み、存分に堪能させていただきました。
(頭はさすがに硬かった・・・しっぽは写真を撮った後にパクリ笑)













