世界遺産#21 スヴァネティ(グルジア)
グルジアの山奥の村に行ってきた時のお話。
クタイシ(チーズバーガーのところ!)を8時に出発し、11時前にズグディディ着。昼食食べつつ2時間待って、13時にズグディディを出発し、17時頃にメスティア着。
このあたり、グルジア北西部の地域を「スヴァネティ」と呼ぶらしいんだけど、そんなことはいまさっきまで知らず・・・。
そもそもこのメスティア自体もまったくノーマークで行く予定などなかったのだけど、アゼルバイジャンでもアルメニアでも
「メスティアがいい!!」
とほかの旅行者に強く勧められ、
「それなら」
と行くことにしたというのが実情です。ちなみに世界遺産ということも知らなかったくらい。
さて、今日は写真がてんこもり。ダラダラ書くと長くなるので、メスティアの先にある「ウシュグリ」という小さな村に行った時のこと。
メスティア~ウシュグリ間はほんの45kmの道のりながら、公共交通機関が(おそらく)なく、ジープをチャーターする必要あり。
1人でチャーターなんてとんでもないので宿で同行者を募ると、おれのほかに10人もの希望者が!総勢11人で2台を貸し切り、ウシュグリを目指します。
道中、というかメスティアを出発してすぐ。
メスティア自体も山に囲まれた高地にあるので、空のあおが濃い気がします。
川べりに建つ塔。
45kmなんて1時間そこそこで着きそうなもんだけど、道はデコボコ道で、あちこちに水たまりがあったり道路に小川が流れてたりするので笑、そんなに飛ばせるわけもなく。
また途中のビューポイントで何ヶ所か停まってくれたりもするため、結構時間がかかります。
野を越え山を越え、
川を越え、
更に牧草を集めるおっちゃんたちを越えて
山の中にポツンと、200~300m離れた場所に村が3つあり、この村巡りがメインの目的だったんだけど、一緒に行ったスロベニア人のカップルが
「氷河を見に行こう!」
とさそってくれたので、村巡りの前にハイキングをすることに。
向こうに見えるのがその氷河。雲で隠れてしまってるけど、この山がグルジア最高峰(5,000m超!)らしい。
前日はしとしとと雨が降っていたのに、この日は打って変わっていい天気。
ここも2,000m超のやや高地なので、太陽が照ってもそれほど暑くなく、とても気持ちのいいハイク。
しかし、割と近そうに見えた氷河だけど、1時間、1時間半、2時間歩いても到達せず・・・
このまま前に進めば氷河は見れるだろうけど村は見れなさそうだったので、2時間ちょっと歩いたところでおれは引き返すことに。
氷河まであとちょっとだったけど、ここで戻らなければ村は見られなかった(カップルふたりは氷河のみでウシュグリ観光終了)ので、まぁいい判断と言えましょう。
ほんともう少しだったんだけどね。
村への帰り道。周りにはひとっこひとりいないので、ipodで音楽流して大声で唄いながら、てくてくテクテク歩きます。
道草を食うぶーぶー。
同じくひひーん。
子ぶーぶー。笑
大自然に囲まれ、本当にビューティフルでピースフルなところ。
「急がないと村が見れない!」
という強迫観念(?)と大熱唱の効果か、行きよりも帰りの方が好ペース。
ゆったり村巡りをする時間を残してふりだしに戻る。
ようやくウシュグリの村どーん。
近くでもういっちょドーン。
はて、と・・・。
最初の方の川べりの写真もそうだったけど、何やら塔らしきものがにょきにょきニョキニョキ建ってます。
これは何かと言いますと(ガイドブックの受け売りなんだけど・・・)、
まずこの建物の通称は「塔状の家」。
なぜこんな家が村中いたるところに建っているかと言うと、その昔この地方では、身内が侮辱されたり危害を加えられた場合、被害者側は一族をあげて「報復する義務」を負ったんだそう。
これを「血の報復」と呼ぶらしいんだけど、この報復に備えて大切な家族や家畜を避難させ、長期間立てこもることが出来る様にしたのがこの「塔状の家」なんだそう。
中を見ると4~5階建てになっており、家畜のフロア、女性や子供をかくまうフロア、見張り用のフロアなどがありました。
いや、先に「その昔」と書いたけど、いまのその習慣が残っているとかいないとか・・・。
というわけで、これらの建造物群と文化的な景観が「スヴァネティ」というこの地域の名でユネスコの世界遺産に登録されているそうです。
それにしても世の中にはその地に根付いた知られざる文化や歴史があって、本当に日々勉強になります。
グルジアの山奥の村、そこはまさに「秘境」と呼ぶにふさわしいところでした。
それにしても「報復」とは・・・。
復讐、
目には目を、
ハムラビ法典・・・(それは他宗教?)
また勉強しなおしです。
栄養補給
189日目。
2発連続の食べ物ネタ。
ここグルジアでは、普通のホテルやゲストハウスと並び、ホームステイもポピュラーな宿泊先。
文字通り普通の民家の中に設けられた一室で寝泊りするんだけど、基本的には食事付きらしい(素泊まりも可)。
外の食堂で食べたら1回に1品くらいしか食べられないけど、ホームステイなら様々なグルジアの家庭料理をいただけるので、クタイシ・メスティアでは食事付きでホームにステイしました。
まずクタイシ スリコさんちの夜ごはん。
メインはチキンスープ。
その他、サラダにチーズ入り水餃子みたいなのにパンにフルーツ。
そしてここの家の人たちは飲ませ好きとの前評判通り、チャチャというグルジア風焼酎(ちょっと泡盛に似てる)と、自家製ワインをしこたま飲まされました飲ませていただきました。
「日本人は弱い人が多いよね」
なんて言われたら、日本代表として意地を見せないわけにはいかないでしょ!?
先に倒れたドイツ人を横目になんとか最後までサバイブ。大和魂し腰は見せつけられたかしら。笑
続いてはメスティアのニノんち。
ここはなんと言ってもボリュームがすごいとの評判。
行ってみるとその通り。初日の晩餐デーン!
内容はパン・漬物・茄子ほか野菜炒め・鶏肉煮・チーズ・サラダ・スープ・ピザ・豆・・・
バラエティ豊かすぎて食卓に乗り切らない!
皿の中身がほとんどなくなると、いくらでもお替わりを持って来てくれるので、実質食べ放題v
炭水化物だけでなく、野菜や肉、乳製品などがバランスよく摂れ(心掛け次第です)、これは本当にありがたい。
ここでも貧乏性を発揮し「これでもか」というほど食べ、ばっちり栄養補給をさせてもらいました。
そのおかげで、メスティア以来少々腹回りが・・・。顔もまた丸くなったような・・・。
ちなみに以前1度グルジア料理を紹介したけど、もう1品好きなのが出来ました。こちら↓↓
サリャンカというもので、トマトベースのソースで牛肉と玉ねぎを煮込んだもの。
これで結構スパイシー。ひさびさに辛いもの食べられたのも嬉しい。
昨日から米炊いちゃってるけど、ほんとは自炊なんかしなくても、食事には全然困らない国、グルジアなのでした。
白いごはん
今日はスーパーで米を買い(1kg80円ほどと激安)、鍋でごはんを炊いてみた。
このへん基本パン食文化圏だし、ごはんはあってもスープにつかっていることがほとんど。
「白いごはんが食べたい…」
ということで、この前アルメニアで会った人からごはんの炊き方を聞いたので、それをもとにやってみた。
水から強火で沸騰するまで、それから弱火で15分、火を止め蒸らして終了。
果たして出来映えは…
うん、ほどよく芯も残しつつふっくら、初回にしては上出来かと(^^)
いや、もっちり具合もパラパラ具合も申し分なし!我ながらよく出来ました。
しかし1kgは多すぎ(T_T)
バトゥミでは外食禁止かなー涙
iPhoneからの投稿
世界遺産#20 バグラティ大聖堂とゲラティ修道院(グルジア)
世界遺産20個目はグルジア クタイシ周辺にある大聖堂と修道院。
と言っても、クタイシ着が夕方で翌朝早くに出発したため、少し離れたところにあるゲラティには行けず、街の中心から徒歩10分ほどのバグラティのみ行って来ました。
ここは11世紀に建てられた大聖堂。
これまで見てきた修道院・大聖堂のほとんどは、古い建築ながらいまなお人々の信仰の場として使われているところがほとんどでしたが、ここは他国の侵略により破壊され、いまはただその姿を現在に残すのみ。
この触れ込みを聞いて「ここに行きたい!」と思い、やって来たのでした。
が、とってもザンネンなことに、ただいま改修工事中・・・。
しかもこの修繕っぷりがおそまつで、継ぎはぎのような有様。
古くて趣のある壁と、ただまっ平らな壁が混在してる・・・。
これから手を加えるのかもしれませんが、さすがにこれにはがっかり。
ただ、この大聖堂自体はクタイシの丘の上にあって、そこから街が一望出来、それはなかなかよかったですけどね。
人のほとんどいない大聖堂前は、牛さんたちの食事の場になっていました。
ということで、クタイシに来た際にはゲラティを訪れることをおすすめしますv
アルメニアまとめ
1. 滞在日
2011年8月8日~7月13日(5日間)
2. 訪問都市
イェレバン・エチミアジン・ガルニ
3. 会計報告
(1)総計 7,800円
(2)内訳
・生活費 7,000円(1日あたり約1,400円)
・ビザ 800円($10)
(3)累計 429,800円(183日) 除:グルジア
4. 消費量
10本(大瓶) 467
5. 評価
(1)Sambi
・景 ★★★★☆
・食 ★★★☆☆
・人 ★★★★☆
(2)その他
・難易度 ★★☆☆☆ (宿泊/交通など旅行のしにくさ。
星が少ない=旅行しやすい)
・再訪度 ★★★☆☆ (また行きたいか)
6. 世界遺産
・エチミアジンの大聖堂と教会群ならびにズヴァルトノツの考古遺跡
・ゲガルド修道院とアザト川上流域
7. 総評
・グルジアから乗り合いミニバスなら6時間、電車でも1晩で首都まで
行けるとのことだったので、軽い気持ちで数日間の小旅行に出た。
・首都イェレバン周辺のほか、セバンという湖のある街や、アルメニアの
中のいわゆる自治州的なナゴルノ・カラバフ共和国、グルジア国境に
近いアラヴェルディなどが主な渡航先のようだが、私が見たかった
のは、イェレバン周辺にある遺跡及び修道院だったこと、また日程的な
問題もあり、1都市のみの滞在とした。
・食に関しては以前に紹介した通り、宿泊客たちが作って
くれる手料理がなんと言ってもうまかった。
その他、グルジアでも出てきたヒンカリや、ソ連時代のなごり
ボルシチ、変り種では揚げししゃもなど(ビールにマッチ)。
・旅行者の間では「アルメニアには美人が多い」と評判。確かに
その通りで、繁華街を歩くとスタイル抜群で小顔にぱっちり
お目々のアルメニアン美女がいっぱい。お気に入りの美女を
何人かここで紹介します(お待たせしました)。
(バレバレかもしれませんが、3人目もろタイプ~)
・宿も前に登場した通りの民泊。1泊200円程度と激安で、
おもしろい人たちが集まっており、毎晩楽しかった。
・イェレバン市内には乗り合いミニバスもメトロもあり、また都市
間にもミニバスがあり、移動に不便はないはず。
・前評判ではあまり見所がないと聞いていたが、とんでもない。
ズヴァルトノツの遺跡群、エチミアジンの教会、そしてゲガルド
修道院など、イェレバンから日帰り圏内にため息ものの見所
多数あり。前評判は全力で否定したい。大満足の小旅行で
あった。


























