
しばらく音沙汰がなかったが、大丈夫。僕はちゃんと生きている。
久々にちゃんとしたメンバーでライブを行ってきた。ギター、ベース、ドラム、アコーディオンで全員がボーカルを取るくせにハモってのコーラスはしない(できない)バンドで、マイペースに非精力的に活動している。
僕の田舎はとても田舎だが、最近きれいなライブハウス兼スタジオができて嬉しい。今回はそこのライブに呼んで頂いた。
音楽はとても楽しい。久々にGretschのギターを引き出すとストラップの革が朽ちてきていたが、それも含めて自慢してきた。
カバーした曲のコードも「これで合ってるんだろうか」と思いながら他のメンバーに見せたが、誰も何も言わなくてそれで合わせたので、つまり、正解だ。
僕らは上手くもないが下手過ぎず、老若男女問わずどこに出演しても違和感なく、かつそこそこ愛想も良く振る舞うので「丁度良い」とよく言われる。特に田舎ではより丁度良いのだろう。前に町の文化祭に出た時の様子がケーブルテレビで放送されていたらしく、スーパーで知らんおばちゃんがアジフライを買ってくれたことを思い出す。
僕は若い頃より多分歌もギターも下手になった。理論も忘れたし練習もしないので当たり前だ。
ただ、ふと思い出したようにギターを持って弾くと青春のようにパッとした世界が広がる気がする。
それは多分幾つになっても変わらないだろうし、好きなCDの好きな、たった2分の曲で胸躍るのも変わらないだろう。
可愛いあの子はとうに忘れているだろうが、
「次に会ったらセッションしよう。」
そんな約束もまんざら悪くないと思えるのであった。