変わらず、鬱っぽさを隠したり出したりしながら生活を続けているが、さすがに「もうしんどい」と思っている。

家に居ても気力が出ず、ねじり羊羹を齧りながらストローでお茶を飲む、何という体たらくだろうと思う。久し振りに手に取ったギターを「仰向け」で弾く自堕落さは、精神疾患や身体障害でなくても、それらを疑わざるを得ないのではないかと思う。

そんな中、力を振り絞り「スターダストレビュー」のライブに行ってきた。一緒に行った人は何カ月も前から楽しみにしており、前に行った時は僕も楽しかった。それを腐った態度で断るわけにはいかない、と思えた僕は少し登り坂なのかもしれない。

ライブはとても楽しかった。
70歳前の根本要氏がジャキジャキのギターを弾き、身をくねらせて歌う。他のメンバーも僕より遥かに年上だというのに大変にエネルギーに溢れており、また、客席も皆楽しそうだった。
僕は青いスポットライトに刺激されたことにして少し涙を流し、トータス松本が落ち込んでいた時に当時の彼女に連れられて行った憂歌団のライブに心震わされた、との話を思い出していた。

好きなことを商売にできるのは素晴らしいことだろうが、好きなことを続けるのには大変に力が要る。それを補って余りあるのが音楽の力なのかもしれない。

帰宅後僕は「今夜だけきっと」を知らず口ずさむものの、ギターを手に取り歌うまでには至らなかった。
もうちょっと、もうちょっとで落ち着けるのかもしれない。