貧すれば鈍す、貧しなくてもやっぱり鈍す。 | サートムの今日カツーンと来たこと

サートムの今日カツーンと来たこと

海外に住んでます。フツーの前期高齢者ですが、何よりも陰謀論者がきらいです。今日、ピンと来たことを一言だけ書くようにします。1日に何回か書くかも。

アメリカでの販売価格が100ドルの商品を取り寄せたら、送料と輸入税で200ドルを軽く超えた。


使う見込みがなくなったので、現地人の同業者にゆずってやろうかと思い値段を提示した。


アメリカの売価が100ドルであることを告げ、いくら払えるか聞いたら、高すぎるので今回は遠慮しておくとのことであった。


それは良いのだが、100ドルクラスのこの品は、業務用品のグレードとしては中級以下で、アメリカや日本の市場では比較的安い部類に入る。


また、アメリカからの送料や税金がかかることを知っていれば、もしこの商品が100ドルの支払いだけで入手できるとなると、まさに「お買い得」である。


しかしながらこの国の同業者たちはそんな背景など全く考慮することなく、まずは「高い!」から入る。


多くは、1円も払うことなく、篤志家による新品の「寄付」をひたすら待つか、日本や欧米の同業者達から、使い古した中古品をタダで貰い受けることばかり考えている。


ハッキリ言って、そう言うおもらい根性だからダメなんだよ、アンタたちは。


貧すれば鈍す、貧しなくても鈍す。


世界の常識や水準、からくりに鈍感なヤツが成功する訳がない。


もっとも、鈍感にならないとやっていけない、思わず目を背けたくなる厳しい現実がこの国にはある。


残念ながら、



日本やアメリカの水準に彼らが達することは当分ないと思う。