生産手段の社会化について(4)世界の成功例は?皆無。。。 | サートムの今日カツーンと来たこと

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アンチ陰謀論者、アンチ権威主義者、アンチパワハラの思いからの雑感です。現在失業中の高齢者。今どきの若いもんは。。。オレが若い頃には。。。説教話と自慢話岳はしない老人でありたいです。

そんなこんなで、日本共産党がいう「生産手段の社会化」、すなわち大企業の国営化については、とにかくよく分からないことが多いし、それに何より日本共産党自身が、あまり語りたがらないというのが実情ではないだろうか?


そんなに自信がない政策なのであれば、取り下げるか変更すれば良いのだと私など素人は思うのだが、その一方でこの生産手段の社会化というテーマは、共産党が共産党たる所以といってもおかしくない重要政策でもある。


確かに、ここを譲ると、労働者を搾取し、地球の環境を破壊し資源を食い尽くすブラック儲け第一主義大企業に唯一NOを突きつけるという看板を下げてしまうことになるからね。


そうなってくると、やはり共産党は、しのごの言ってないで、命をかけて明確にこの「生産手段の社会化」とは何か、なぜそうすべきなのか、そうしないとどうなるのかを、歯切れ良く、そして分かりやすく、国民有権者に訴える必要がある。


そこで私なんかがすぐに思いつくのは、「他国の成功例」を引っ張り出してきて、見てください国民の皆さん、⚪︎⚪︎国では実際に生産手段が社会化されて、国民の暮らしは良くなり、大成功してますよ!日本共産党が目指しているのはこういうことなんです!安心して日本共産党について来てください!と言うことである。


でもねえ。無いですよね、そんな成功例。他国に成功例がないことは日本共産党のせいではないが、世界中のどこにも実例がないことをやろうとするのであれば、精緻な準備作業が必要だし、国民への丁寧な説明が必要であることは間違いない。


日本共産党よ、本当に生産手段は社会化すべきだと考えているのであれば、「国民の同意を得つつ段階的に」とかぬるいこと言ってないで、はっきりと言ったらどうだ。


ど真ん中にストレートを投げ込まないと、いつまで経っても国民は自分ごととして経済の改革を考えないよ。本気ならば、本気で投げ込め日本共産党!