士業・法務担当者のための登記パートナー
司法書士・行政書士の大越です。
既にニュース・新聞等でご覧になった方も多いと
思いますが、「債権法改正」の中間試案の案
が法務省のホームページで公表されました。
http://www.asahi.com/national/update/0226/TKY201302260403.html
(朝日新聞)
http://www.moj.go.jp/shingi1/shingi04900183.html
(法務省ホームページ)
既に法務省の法制審議会では、中間試案
がまとまっているでしょうから、
近く、これも公表され、
パブリックコメントという意見募集が開始
されるでしょう。
それが終われば、改正要綱を作成し、
いよいよ国会で審議という感じですね。
実際の改正はまだ先でしょうが、
そろそろ本格的に情報を仕入れる
必要も出てきているのではないでしょうか?
私は、この債権法改正に関し、
東京司法書士会の民法改正委員会・
東京青年司法書士協議会の民事法改正委員会・
全国青年司法書士協議会の民法改正委員会
と3団体に所属して、一昨年くらいから情報
収集やメンバーと意見交換、研究をしてきました。
なので、司法書士の中では情報が早い方
だと思います(^_^;)
それでも全論点はとても把握してなくて、
主に勉強しているのは
債権者代位権・詐害行為取消権・賃貸借
の3つです。
この3つだけでも20を超える論点があり、
とても難解です。
例えば、債権者代位権では
本来型と転用型で規定を区別したり、
詐害行為取消権では、
被告に債務者を加え、従来の相対効
を前提とした規定を改正したり、
賃貸借では、
敷金の定義付をしてみたり
などです。
いよいよ改正が現実化してきましたから、
このブログでもちょこちょこ情報発信
していければと思います。
司法書士会や弁護士会では、
今までも何度か債権法改正
に関する研修会が開催されて
いますが、
税理士さんや社労士さんなどの他士業
や一般企業の社員研修などではいかがでしょうか?
もし、これらの士業や社員研修などで、
債権法改正の勉強会・研修会
を企画したい場合には、お気軽に
このブログの「お問い合わせ」 ページから
私までお声かけください!
全国どこでも出張講師に伺いますよ(#^.^#)