「暗いと不平言うよりも・・・」云々と昨日書いた ヾ(^^:;)...
テレビ番組も、5ちゃん風の「つまらん」と不平を言うよりも
番組の主旨をキチンと理解して楽しむべき・・・
まあ、言うは易く行うは難しだが c(^、^ )ヾ(--:;)...
そんな番組の一つが、「小峠英二のなんて美だ!」。
正直、小峠の決め台詞ともいうべき「なんて日だ」のパロディ
であることすら気づかなかった、小生はその程度
の人間なので、その魅力まではとてもとても ヾ(^^:;)...
しかし、年が明けてから、楽しめる回があった。
1月3日、10日の2週放送された「キャッチコピー」。
キャッチコピーの中に「美」を見いだそうというわけか、と
思っていると、コピー礼賛のみならず、2週目にしっかり批判
を入れてきた。
この2回には、2人のコピーライターが登場したが、その
1人が、「コピーライターが、ウソを書く場合がある」という
「ある会社」などと言わず実名を挙げ
こんなコピーだったそうだ
なんてことがあるか? ヘ(^^ヘ) (ノ^^)ノ ヲイヲイ
と、「悪い例」を挙げた。
続けて、もう一人が「ファクトチェックをする」として挙げた
のが、番組そのもの。
なんて美だ、のコピーはこれだ
うむ、確かに問題があるな~ c(^、^ )ヾ(--:;)...
それは「敷居が低い」。
「役不足」の誤用についてはネット上で散々言われたために
○○は、新人としてはずば抜けた実力の持ち主
ではあるが、センターには役不足
といった使われ方は、ほぼ姿を消した(正しくは「力不足」)。
一方で、「敷居が高い」は今でも
温泉旅行も行きたいが、一泊の料金が3万も4万も
したのでは、庶民には敷居が高い
という用い方をされる。
敷居が高いとは、本来は
不義理なことや面目の立たないことがあって
その人の家に行きにくい
という意味で使うべきで、この温泉旅行の例文では
「庶民にはハードルが高い」と言うべき・・・
と思っていたので、このコピーライターはその「敷居」の
話でもするのかと期待したら、
ツィッターとか調べると・・・
だった ヾ(^^:;)...
続いて、1月31日/2月7日の2週放送されたテーマが
「怖い絵」。
1週目は、まずまずまともな解説だったが、2週目に
紹介されたのが、ミレーの「晩鐘」
すると池田が、「初めて見ました・・・」 σ(--;) ククッ
美大を目指してたんだろ~?
音大をめざす生徒が、ベートーヴェンの「運命」とは言わない
が、モーツァルトの40番を知らない
と言っている様なものだぞ c(^、^ )ヾ(--:;)...
しかし、番組で紹介されたのはダリの解釈で、
これはややマニアックすぎる c(^.^;) TARA~
(男性を交尾の後にメスに食べられる運命のオスのカマキリに
見立てるだの、土の下に堕胎した嬰児の棺が埋まっており、
夫婦がその死を悼んでいるという解釈だの)。
晩鐘で本当に注目すべきは、祈りを捧げる百姓の夫婦のうち、
男性の足元であると小生は思う
このとおり、イモが5つか6つ転がっている。
このイモが、この夫婦のこの日の夕食なのである。
ヨーロッパ、ヨーロッパと偉そうなことをいったところで、緯度は
高いし季候も悪い。土地など肥えていようはずもない。
こうした貧しさに思い至らないと、絵画に限らず、マーラーの
交響曲第4番の、ドイツの民衆歌謡を基にした「天上の生活」で
天国では、アスパラガスも隠元豆も欲しいだけあるし
酒蔵のワインは、1ヘラーもしない(無料)だ
を聴いて、「帰ってきたヨッパライじゃないか! 」などという解釈を
することになる
(実名をいうと、
オーディオ評論家の傅信幸の文章だがね c(^、^ )ヾ(--:;)...)。
貧しい生活だからこそ、「寒いこともひもじいこともない」天国への
憧れが芸術として成立し得たのだ・・・
くらいのことは、教養の基盤として持っていて欲しいものである。
と言っても、池田も未だ二十歳そこそこ。
「人間力」(などという言葉があるが)を伸す為にも、与えられた
勉強の機会は最大限に活かすべきだろう。
「ソース」というか、教えてくれる人に困ることはあるまい。
「若い女性の前では、語りたがる男が多い」
(乃木中での飛鳥の発言より)
であり、それどころか、その中から不要な物は容赦なく切って
捨てる事が出来る。
そんな「教養ある」アイドルに育って欲しいものである c(^、^ )ヾ(--:;)...
でわ!
°゜°゜°。。ヘ(;^^)ノ さあ! Mステだっ!