140文字の説法・1848 一枚の葉にとらわれては木は見えん。一本の樹にとらわれては森は見えん。どこにも心を留めず、見るともなく全体を見る。それがどうやら『見る』と言う事だ――沢庵。これは正鵠を射た指摘だ。車の運転中になにかを凝視したら事故ってしまう。ただ全体をうすらぼんやり見てると違和感に気づけるもの。