140文字の説法・57 人生の本舞台は常に将来にあり――憲政の父・尾崎咢堂(がくどう、本名は「行雄」)翁の晩年の言葉。ひとは齢を重ねると「人生は残り少なく、もう大したこともできない」と考えがち。ちがう! 人間にとって尊い知識と経験は年毎に増加して死の直前が最大になるから、いつも、つぎこそが本番なのだ。