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先週土曜日に達磨祭と入門式を執り行いました。
長くなりそうだったので二つに分けました。法話編です。
達磨祭と入門式の同時開催だったため、入門式寄りの法話となりました。
入門しましたら「少林寺拳法」を修行することになります。入門時にはできなかったことができるようになる。
諸先輩方が普通にやってることが今はできないかもしれませんが、徐々にできるようになる。
「意識してやればできる」というレベルもあれば、無意識にできてしまう、言い換えると『自分にとっての“普通”になる』レベルもあるでしょう。
ぜひ意欲的に次のレベルを目指し続けてほしい。
「意識してやればできる」という人は、逆から言うと意識しなければできないのです。それは使えない。「ほら、俺出来た!」「それはもう出来るからいい」とはならないでほしい。
「意識せずともできる人」は今度はまた次の「今はまだ出来ないこと」を探して、自己をアップデートしていってほしい。
どちらの段階も、停滞と飽きを引き起こす要因となるからです。これは「拳法」に限らずあらゆるものに通ずるものです。
仕事も、専門性とは「他の人の特別を、自分にとっての普通にすること」だとどこかでか習いました。
そういうことかと思います。
出来たと思わず常に新しいことに挑戦してほしい。小さな完成品にはならず大きな未完成品となってほしい。
他にも色々言いましたが、そんな感じのことを入門者への祝辞として述べてきました。
松戸上本郷道院は2025年度下期新入門を大募集中です!興味を持たれた方はぜひご連絡ください!