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身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

6月最後の土曜日に、2023年前期の入門式を執り行いました。

 

 

入門式は、新入門の拳士が修行の決意や心構えを確認し、自分自身に誓うための儀式です。

 

誓願文を奉読する新入門拳士
(今年1月~6月に入門した拳士は、8名ですが、仕事や発熱などの事情でこの日参加した入門者は3名……。残りの5名は次回の入門式で)

 

少林寺拳法は、自信と勇気と行動力、慈悲心と正義感を持った指導者を作ることが目的で、入門したその日が指導者としての第一歩。

 

明日の指導者目指して、くじけず修行を続けてください。

君たちは将来の指導者です!

「武道家」ではなく「武導家」になれるよう精進していきましょう。
「道」と「導」の違いは、まさに「一寸」(ちょっと)の差。

でもだからこそ、出発点での方向性の確認が肝要なのです。

 

入門式の感激(?)を忘れずに、ひたむきに修行を励んで、立派な指導者に成長してくれることを願っています。

 

 

 

入門式の奉納演武は、少年部団体チーム!

 

 

入門式前に、鎮魂行で使う教典の巻物を自作する、
「my教典作り」も実施しました。

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105』

またまた新入門拳士の紹介です。

 

今月入門、891期の拳士は

小学一年生のH・Tクン

 

 

お父さんのT・Tさんは、872期の四級の拳士。

 

H・Tクンは、先日の千葉県大会に応援に来てくれて、

「お父さんやみんなの演武がカッコよかったから、入門したい」

といってきたそうです。

 

彼の入門で、我孫子道院の親子拳士は11組目。
そして今年の小学一年生の拳士は、
女子2名、男子2名の合計4名になりました~

 

低学年でも、安全に楽しく稽古できますし、
親子で入門すれば、一層楽しい!?

 

7月、8月には恒例の「少林寺拳法サマースクール」(長期体験入門)も実施しますので、まずは少林寺拳法の稽古を体験してみませんか?

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『106』

 

ありがたいことに、このところ我孫子道院では入門者が続いており、
3月から毎月新しい仲間が増え続けています。

 

今回紹介するのは890期 入門のT・E拳士

48歳で、武道・武術の経験はないそうですが、

隣町の柏市から元気にバイクで通って来てくれています。

 

少林寺拳法は、法形といわれる各種の技法を二人一組になって、お互いに技をかけたり、かけられたりして学んでいく、「組手主体」が原則なので、同時期に入門し、同じようなキャリアの拳士がいると、とっても修行が捗ります!

 

なので、新入門者が続いているこの時期に入門するのはとってもおすすめ!!!

 

今月もさらに1~2名の入門予定者がいて、おかげさまで問い合わせや見学者も絶えません!?

 

今週末、2023年1~6月に入門した拳士の入門式を執り行う予定ですが、対象者は今のところ8名。

 

やさしく、面倒見のいい先輩拳士もたくさんいるので、

まだまだ新しい仲間を募集しております。

 

夏休みには、恒例の「少林寺拳法サマースクール」(長期体験入門)も実施する計画もありますし、興味のある方はぜひ一度道場に足を運んでみてください。

 

未経験者でも、入門して半年もすれば(早ければ年末には)、白帯を卒業しているかもしれませんよ!
 

皆様のご来院、お待ちしております。

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『102』

 

6月11日、少林寺拳法千葉県大会が、船橋アリーナで開催されました。

 

 

我孫子道院に所属する拳士たちも、

一般財団法人少林寺拳法連盟の個人会員として

32名がエントリー。

 

結果としては、金メダル8個を含む、19個のメダルを頂戴することができました~

(入賞した皆さん、おめでとう!)

 

 

このうち、8人は

10月7日・8日に日本武道館で開かれる、4年に一度の少林寺拳法 世界大会に出場することに!

 

2023年少林寺拳法世界大会inTokyoJapanのイメージ

(世界大会特設サイト 

https://www.shorinjikempo-worldtaikai.com/

 

とはいえ、少林寺拳法は、強弱勝敗を競うために修行するものではありません。

 

我々の修行の目的は、あくまで自己確立と自他共楽。

大会にしても、昇級昇格考試においても、組手主体の相対演武で、
拳士としての態度や技の正確さ、虚実、緩急、技と技の連絡変化などを採点される。
二人一組で審査されるので、自分ひとりだけ上手になってもいい結果は得られない。

したがって、演武には「自分も上手になるが、キミも上手になれ」という力愛不二の精神に基づく、自他共楽の考え方が重要となる。

 

開祖も

「少林寺は選手をつくらない。強い奴をつくる必要はない。負けない奴をつくればいい。自分が得たものは友達にも教えて、早く上手になってもらい、一緒に上手になろうではないか」とそのあり方を説いています。

 

このように相対演武の修練で人間尊重の精神を養い、
生き抜く力を高めていく。
それが武道の修行の本旨なので、大会の結果に一喜一憂せず、

コツコツ地力を積んでいきましょう。

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『107』

6月3日(大雨の翌日!)

地元我孫子市のお隣、柏市中央体育館で、総合武道交流演武大会が開催されました。

 

今年で4回目となるこの演武会。

 

今回は

九十九式太極拳をはじめ

嫡流真伝中国正派拳法 

太氣至誠拳法

深井式丹田メソッド

洪拳(洪家拳) 

居合道

武神館(忍術)

中国散打

競技推手

合気柔術 逆手道

など、20の団体・流派が集まり演武を披露。

 

我孫子道院もご縁があって参加する機会をいただき、

団体演武、親子演武、剛法・柔法の法形を紹介させていただきました。

 

 

白帯の親子拳士から、応援に駆けつけてくれた
S先生とT拳士、U先生まで、幅広いメンバーで臨んだことで、
少林寺拳法の層の厚さと奥深さをお伝えできたのでは、と思っております。

 

世間的にも、武道・武術への関心度は高まってきている一方で、
一般の人が実際に目にする機会は限られています。

それだけに、今大会のように多彩な流派が、一ヶ所に集う試みは、
斯界の発展にも、
地域の武道を盛り立てていくのにも大変有意義なことであるのは間違いありません。

 

主催の総合武道研究会 玄武館 岡部武央先生をはじめ
関係各位に厚く御礼を申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

当日は月刊秘伝誌の取材や、動画のライブ配信もあったそうです。

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『107