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身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

今日はこの春入門した、第900期のR・K君の入門式を執り行いました

(小学二年生なのに、ひとりでしっかり誓願文を読み上げられたR・K君
まずは黒帯になることが目標だそうです)

 

学校に入学式、会社に入社式があるように、

組織の一員になるには、みんなに承認してもらえる儀式が大切

少林寺拳法では、きちんと入門式を行ない、自己確立、自他共楽を目指す拳士としての自覚をもってもらい、仲間とともに切磋琢磨していくことを誓ってもらう
先輩拳士も初心に戻るとともに、後輩拳士の入門を歓迎し、自分のアウトプット先が増えたことを喜び合う

そんな大事な儀式が入門式です

 

 

入門式のあとは、稽古と昇級考試があり、
去年親子で入門した二組の白帯拳士が初めての昇級考試に望みました
緊張しつつも4人とも見事合格し、
パパさん拳士・ママさん拳士は六級の緑帯
子供(女の子)ふたりは八級の黄色帯となり、

白帯を卒業!!!

 

と、新しい拳士が入った一方で、昇級して4名も白帯が減ってしまったので、
この夏も未経験者のための長期体験入門企画、

「少林寺拳法サマースクール」を実施します。

 

少林寺拳法に興味はあるんだけど、

いろいろ迷っている方、

まずはこの夏、一ヶ月ほど体験入門してみませんか?

 

今年のサマースクールは、

7月1日(月)から、8月31日(土)まで、お好きなタイミングではじめられます。

(8月31日が初回でしたら、9月末まで体験できます!)

 

体験費用はもちろん無料

(そして道場はエアコン完備!!)

 

希望者には、道衣も無料でお貸しします。

 

 

(レンタル道衣は、数とサイズに限りがあります)

(道衣がなくても、Tシャツやジャージなど、運動しやすい服装であれば体験できます)

 

お問い合わせ、お申し込みはこちらまでお気軽にどうぞ

我孫子道院ホームページ

http://abiko.kongozen.com/

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『108

ワタシが少林寺拳法の拳士として、正式に本部に登録されたのは、
1984年の6月5日
つまり今日で拳歴40年
器用でもなく、根気もないワタシがよくも40年も続いたものです
 

これも開祖をはじめ、立派な先賢、心強い仲間たち、そして支えてくれた門下生たちのおかげです

 

法縁に感謝!!

 

思い返すと、入門した1984年は、漫画「北斗の拳」の第一巻が発売された年
ワタシ自身は、開祖の著書「秘伝 少林寺拳法」を読んで、

入門を決心した口ですが、

その10年後、1994年に我孫子道院に転籍

さらに10年後、2004年に我孫子道院道院長を拝命

そこからは無我夢中で突っ走り、あっという間に40年……

 

禅語に「百尺竿頭、進一歩」
(ひゃくしゃくかんとう しんいっぽ)

という言葉があります

 

「高さ、百尺=三十三メートルの竿の先をさらに一歩進め」という意味で、百尺とは物理的な長さではなく、悟りの境地のこと

つまり、

「努力に努力を重ねて高い目標に到達した後でも、さらに努力して、さらに向上の歩を進めよ」という教え

いわゆる悟りのあとの悟り、「悟後(ごご)の悟り」につながる話

 

宮本武蔵は

「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす」

と五輪書に書き残していますが、

ワタシなぞ、万日=30年どころか、40年経っても、
修行の山の麓に辿り着けたかどうかというレベル……

もちろん、「悟後」どころか「悟前」のままですが、

10年に一歩ぐらいは前進してきた実感はあります

 

これからも「ゆっくりであっても、歩みを止めない」ことを自分に言い聞かせ、修行に励んでいく所存です

 

そして

40年を機に、初心に返りながら、後進に少林寺拳法の楽しさを伝え、

永続して修行する意義を発信し続けて参ります

 

そもそも「修行」とは、インドの言葉で「継続」「続ける」ということで、

「続けて変わる」ことを意味しているわけですから

 

ちなみに、ワタシの入門期生は423期

そして、仏教の正典、真理の句といわれる「法句経」も全部で423句
単なる偶然かもしれませんが、ここにも何か法縁を感じるので、

拳歴50年を目指して、この先10年も精進します

 

有縁者の皆さん、今後ともご交誼のほどどうかよろしくお願いします

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『140』

香川県多度津町にある金剛禅総本山少林寺で開催される

道院長研修会

関東から受講する道院長は、金曜日に四国(高松)入りするのが一般的ですが、今回我々は一日早く、木曜日に四国に入国し、松山空港でレンタカーを借りて、

松山→宇和島→高知の各地をグルッと回ってから、香川県に向かいました。

 

関東に住んでいる人にとって、四国は縁が薄い地域で、

「行ったことがない」という人も多いでしょうが、四国もとっても魅力的な土地ですので、勝手に愛媛と高知のオススメスポットをご紹介。

 

①お城編

日本の城で、江戸時代またはそれ以前に建設され、現代まで保存されている天守は全国で12城で、そのうち4つが四国にあります。

 

今回立ち寄ったのは、まず松山城(戦国武将・加藤嘉明が築城)

 

そして宇和島城(藤堂高虎が築城)

 

こちら高知城は

天守と本丸御殿が両方現存する唯一の城
(土佐藩主 山内一豊が築城)

追手門とその「かくれハート」

 

ラストは、日本一の石垣の高さを誇る丸亀城

 

その他、海城の高松城や、復元城郭ではあるが大須城などもお城好きにはオススメ

 

②海

四国は海に囲まれていて、

北は瀬戸内海、西は豊後水道、東は鳴門海峡、南は太平洋に面している

瀬戸内海は穏やかな表情で、宇和島はリアス式海岸

高知は山と海がえらく近い!

 

その代表が、海沿いを走る高知の人気ドライブコース、「横浪黒潮ライン」沿いの帷子崎展望台

断崖絶壁の直下が太平洋

 

そして月の名所の桂浜

浜辺には「五色の石」

 

③川

四国の魅力のひとつに川がある

最後の清流と言われる四万十川と、水質ではその四万十川以上といわれる仁淀川

 

今回は、四万十川の源流に近い、最上流の「沈下橋」、高樋橋で一休み

(増水時に橋ごと沈むので、欄干がない)

 

こちらは仁淀川の河口

カヌーやラフティングをやってみたい清流

 

④空!?

高知龍馬空港のそばに掩体(えんたい)が7基残っている

掩体は、太平洋戦争時に、敵機から紫電改や一式陸攻を隠すために作られた施設

壁には機銃掃射された弾痕も……

飛行機マニアにオススメ

 

⑤ローカルグルメ

旅の楽しみはやっぱり食事

 

宇和島の名物は、炊き込みご飯ではなく、お刺身を使った

「宇和島 鯛めし」これは絶品!

反則的な美味しさだ

 

宇和島は、じゃこ天も有名

真珠(アコヤ貝)の貝柱も珍味

 

高知はこの時期、初カツオ!

高知城のすぐそばにある、

巨大屋台村「ひろめ市場」の

藁焼き鰹たたき専門店「明神丸」にて

 

香川では、もちろん讃岐うどん

県内におよそ600軒の専門店が!

 

拳士のソウルフード、丸亀の骨付鶏も

(オヤ・ヒナ 二種類あるが、ワタシは断然オヤ派)

 

その他、愛媛の柑橘類

 

高知のいも天

 

アイスクリームではなく「アイスクリン」

 

乳酸飲料のリープル、etc.

 

⑥偉人と歴史

ワタシがはじめて高知を訪れたのは、大学生のとき

坂本龍馬 ゆかりの地を訪ねる旅でした

 

というわけで、坂本龍馬生誕地は外せない

 

桂浜の龍馬像も

「心はいつも太平洋ぜよ」

追い続けていきたい龍馬の背中

 

「横浪黒潮ライン」沿いの武市半平太像(土佐勤王党)

 

おまけ

「日本三大ガッカリ名所」

はりまや橋

(高知)

 

⑦拳地巡礼

旅の主題は拳地巡礼!

宇和島道院では、大範士八段の濱田先生から、

㊙特訓!!

(㊙なので内容は非公開)

高松でも開祖の高弟からご指南を

四国各県には、名だたる先生、歴史ある道院が多いので、
出稽古での学びは多い

四国に行くたびに、持ち帰れないほどの(技術と教義)のお土産をいただいております

 

⑧ゴール

拳地巡礼の最終目的地は、

当然、金剛禅総本山少林寺

(香川県多度津町)

 

四国って、関東や東日本の人は、

旅先として後回しにしている傾向がありますが、

混雑はしていないし、景色はいいし、ローカルグルメも特色があって美味しいし、四国を知らないなんてもったいないですよ!

 

拳士の皆さんは、本山への帰山とセットで、

四国を満喫してきてください

きっと一回行くだけで、四国が大好きになりますよ~

 

(松山空港で借りたレンタカーを、高松空港で返却したときの総走行距離は、4日間で575kmでした~ ちなみに四国一周は約1000km)
(そのうち2日間は道院長研修会)

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『112』

来週の金曜日、5月24日に第2回「駅前護身術体験」を開催します

 

 

 

5月24日(金) 11:00~12:00

 

会場は PROTEIN CAFE -Cherie Coco-

我孫子市天王台1-23-21 佐野ビル1F

天王台駅南口から徒歩1分

 

受講費 無料

(別途 会場費+プロテイン1杯=800円)

 

 

まだ、申し込みを受け付けておりますので、

お問い合わせ、お申し込みは下記HPからどうぞ

我孫子道院ホームページ

http://abiko.kongozen.com/

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105』

5月11日・12日、
少林寺拳法の創始者、宗道臣先生のご命日(1980年5月12日逝去)に合わせて、香川県多度津町の総本山少林寺に帰山し、道院長研修会を受講して参りました。

 

 

今回のテーマは、“輝かせ道院”

指導者としての技術の向上と、指導力の養成維持、研鑽のために、
本山に集まり、

①自ら汗を流して……

②みんなの中で、みんなとともに……

③誰でも、ここまで……

という少林寺拳法指導法の基本認識を確認し、

先達から学び、仲間たちとディスカッションを重ね、

これらの3年間を見通すステラトジーを錬ってきました

 

 

 

12日には、開祖忌法要にも参列し、
開祖の霊前で、気持ちも新たに、この道に一層励んでいくことを誓いました

 

 

本山でしか会えない先達に激励をいただき、

全国の道院長仲間とも交流を深め、

大いに刺激をいただき、モチベーションも向上!

 

我孫子道院をもっともっと輝かせて、また本山に戻って参ります

 

現地でお世話になった先生方、本山職員の皆さんに、厚く御礼申し上げます

どうもありがとうございました
(合掌)

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『109』