冬季雪上鍛錬&我孫子道院スキー部の部活 | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

この冬一番の寒気と大雪に見舞われた2月9日

毎年恒例の拳士会主催、冬季雪上鍛錬に行ってきました

雪にはとっても強い上越新幹線のおかげで、スケジュール通り、

湯沢パークスキー場のゲレンデに到着!

 

 

積雪量は270㎝もあり、滑っている最中も雪が降り続けていましたが、鍛錬にはもってこいのコンディション⁉

 

今年は道院内クラブ、我孫子道院スキー部の活動も兼ねた行事になりました

(道院内クラブには、他にもマラソン部、手打ちうどん部、フットサル部などがあります)

 

 

スキーと武道には共通項が多くあり、例えば「正しく立つ」ことは、武道とスキー、どちらも肝要なスキルになります

 

正しく立つには、地球の中心を感じて、そこから身体の中心までを一直線に結ぶ重力線に沿って正中線を形成されることが不可欠ですが、これがなかなか高度なワザで……

極寒の中でも、滑りやすいところでも、緊張を強いられる場面でも、身体を固めないことが、正しく立つための第一の条件

これはよほど稽古を積まないとできないので、道場だけでなく、ゲレンデでの冬季鍛錬が有効になります

 

同様に、地球と喧嘩をしても勝ち目はないので、スキーの板に自分の都合、要望を押し付けず、地球と調和することの大切さも身をもって知ることができます

それゆえ、調和の思想も深まるわけです

 

いずれにせよ、身体が力んでしまうと、正しく立てなくなってしまうし、地球とも喧嘩しやすくなるので、身体を解きほぐして、ルースニング(緩解)することが、一番の骨法

 

そのためには、どんな条件下でも楽しんで、リラックスできることを目指すしかありません

だから大雪の中での鍛錬はとっても効果的だったといえるでしょう!

 

 

その点、我孫子道院の拳士と我孫子道院スキー部のメンバーはさすがです

みんな楽しそうではありませんか!

 

 

リラックスの達人、川﨑稲田道院の綾邊先生にも
我孫子道院スキー部の特別顧問としてお出ましいただき、

ご指導いただきました~

 

スキー部といいつつ、スノーボードもOK

 

 

夕方までたっぷり滑ったら、温泉に浸かって、

おいしいものを食べて、至福の時間

 

最後はJR越後湯沢駅の唎酒番所「ぽんしゅ館」で稽古の総仕上げ

我々の修行は、苦行ではなく酔う行(本当は養行)ですから

 

 

今年も楽しく、意義ある鍛錬ができました

来年はより多くの仲間と鍛錬できることでしょう

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110』