「桃栗三年 柿八年」実を結ぶタイミングは一人ひとり違う (今日は涅槃会) | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

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我孫子道院 道院長のブログ

今日 2月15日は釈尊の命日「涅槃会」

釈尊は悟りを開いたのち、45年の伝道の旅を続け、

最後に

「弟子たちよ。すべてのものは移り行く。怠らることなく精進せよ」

と言い残して息を引き取ったそうです。

 

「すべてのものが移り行く」という、釈尊の縁起の理法を現代に生かすことは、

自分は必ず変えられると信じて、良くなろうと努力(修行)を怠らないことからはじまります。

 

ただ「桃栗三年 柿八年」という言葉があるとおり、

果樹だって実がなるまでの期間はそれぞれ違う。

 

人間だって、同じように修行してもその努力が実るまでは、一人ひとり時間差がある。

しかしタイミングは違っても、続けて行けばいつか必ず花が咲き、実を結ぶはず。

 

そうした自分の可能性を信じて、ずっと修行を続けるのが、釈尊の遺言なのではないだろうか。

 

自分を信じて、怠らず励みましょう!

 

 

 

「桃栗三年 柿八年」

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105』