閏日の稽古と一期一会 | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために

少林寺拳法の大会や行事、修練なども、中止や休止、延期されるものが増えてきました。

 

あらためて、当たり前の日常というのはなく、

一日一日が、“ありがたい日”、つまり「有ることが難しい」「めったにない」日だということが実感できます。

 

今日はちょうど、2月29日、閏年の閏日でした。

4年に1度の日というと、なんだか貴重な日、特別な日に思えてきますが、

本当は毎日が一期一会。

「一期」とは、仏教用語で「一期=人が生まれてから死ぬまでのこと、一生」のこと。

「一会」は一回しかない出会いという意味。

つまり、「一つ一つの瞬間は再び繰り返される事なく、その時その時を大切にしなさい」という教え。

 

師曰く、「禅とは、一瞬一瞬を全身全霊で生きること」

生きているのは、今だけ、息をしているこの瞬間だけ。

その一瞬を大切にして、一所懸命生きてほしいし、

一回一回の稽古を大事にしてほしい。

 

そんなお話をした、2月29日の稽古でした。

 

※ウイルス対策もやっています!

 

門下生のH拳士の提案で、
アロマディフューザーを使って、抗菌・抗ウイルス作用の強い精油を拡散させて、空気を浄化!?

 

 

 

手洗い、うがい、マスクも奨励

 

 

修練によって、

金剛の肉体と不屈の精神力を養成し、

まずよりどころとするに足る自己を確立し、

他人のために役立つ人間を目指すのが少林寺拳法

 

 

稽古ごとに、大事なものを積み上げていく、そんな春にしていきたいと思います。

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『103』