有志竟成 2017年 新春法会 | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

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我孫子道院 道院長のブログ

あけましておめでとうございます。

2017年の我孫子道院は、1月6日の初稽古からスタート!

 

翌1月7日には、新春法会を執り行いました。

新春法会(ほうえ)とは、拳士が一堂に集まって新しい年を祝うとともに、「教典」を一緒に唱和したり、道院長の年頭法話を聴いて、心新たにして一年の第一歩を踏み出すための行事です)

 

開式の辞、導師献香、教典唱和のあと、門信徒代表挨拶

 

今年の代表者は、昨年有段者の仲間入りを果たした、A・S拳士

(立派な決意表明でした)

 

続いて精勤賞の表彰

精勤賞は、2016年の年間修練日・148日のうち、一ヶ月平均10回以上=年間120回以上参座した拳士を表彰(賞状と、副賞を授与)

今回の精勤賞の受賞者は、11名(上掲写真の拳士たち)。

最多参座者は、一般部のI助教と、少年部のS・F拳士の146回!

「数をかけること」は、修行の心得の8つの要諦のひとつ。

今年は、全員が100日以上参座することを目指しましょう。

もちろん、稽古は質と量、どちらも肝心なので、参座回数が少ない人は、その分、中身の濃い稽古になるよう努力と工夫をしてください。

 

今回は、4年連続して表彰された少年部の拳士が2名いたので、

その2名を、我孫子道院少年部の初代班長に任命しました!

班長制度は、あくまで試験的な導入とし、定着するかどうかは、この日任命したN・M拳士と、S・F拳士の働きぶり次第。本人たちにもそのように伝えて、ハッパをかけておきました。

 

道院長年頭あいさつでは、

まず、今年は少林寺拳法創始70周年であることと、

それに関連する各種行事があるので、積極的に参加してほしいと伝えました。

 

また、今年の言葉として「有志竟成」(ゆうしきょうせい)の一言を紹介。

「有志竟成」とは、

「志ある者は事竟に成る」という意味。
つまり志を曲げることなく堅持していれば、必ず成し遂げられるということ。
一見すると困難のようにみえても、固い信念を以て事に当れば遂には実現されるので、拳士はこの1年、強い志をもって、稽古に一層励んでほしいというメッセージ です。

 

この後、代表者に奉納演武を行ってもらって、新春法会は無事終了。

 

今年もほぼ全員の拳士が集まって、新しい年のスタートを切ることができました。

 

そして第二部として、恒例のお餅つきへ

道場のある、子の神大黒天の境内を拝借して、子供から大人まで、一人10回以上、力強く杵を振り下ろして、もち米10kg、3臼分の美味しいお餅をつきあげました~。

 

 

 

 

今年も、このお餅のように団結力があり、粘り強い拳士が集う、我孫子道院にしていきます。

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『107