『「武道」「武道」と言うが、「道」というのは、ときに迷うもの。
なので、「武道」ではなく「武導」を目指さないと。
「武道」と「武導」の違いは何かというと、「寸」だけ。
「寸」だけに、違いは「一寸」(ちょっと)かもしれないが、
その一寸が生死勝敗を分けるのが、武道の世界。
「寸」には命がかかっていることを、忘れてはならない……』
最近、とある大先生に教えられて、はっとした言葉です。
少林寺拳法は、人間完成の行であり、
技を通して、自信と勇気と行動力を身につけ、慈悲心と正義感を持った、本当に強い人間を作る、「人づくり」と、人づくりによる国づくりの大道で、平和で豊かな、正直者が馬鹿をみない理想境建設の先頭に立てるリーダーづくりこそ、真の目的。
リーダー=人々を導く、という意味でも、我々、少林寺拳法の拳士は、「武道家」ではなく、「武導家」を目指すべきなのではないだろうか。
いい勉強をさせていただきました。
大先生が、ワタシのノートに書いてくださった
「神韻武導」の四文字。
「武」を導ける、「武導家」になりたいものです……。
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『111』