そろそろ「くどい」といわれそうな、巡礼シリーズですが、一応これで最終回
今回は、帰山の旅で拝見した、宝物をご紹介
其の一 開祖デザインのバックル
加藤義秋先生の腹部に輝いていたのがコレ!
(欲しい……)
其の二 田村道明先生、直筆の「道明句」の色紙
170万人といわれる少林寺拳法の拳士の中でも、随一の武人として、全国に雷名轟く田村道明先生は、
俳句、川柳でも数々の賞を受賞していて、文の世界でも第一人者。
まさに文武に秀でた拳禅一如の体現者。
そんな道明先生の、ずしりと重たい一句を頂戴することができました。
其の三 レジェンド写真家 宮野義久先生の、本山全景写真
宮野先生は、教範や、カッパブックスの開祖や高弟の方々の実技写真を撮影された、稀代の名カメラマン。
拳法も36期入門の大先輩で、開祖直々の指導を受け、開祖が試験官で、正拳士四段を允可されている。
そんな宮野先生に、心ばかりの品をお土産に、ご挨拶に伺ったら、こんな立派な写真を頂戴してしまいました。
(結果として、「海老で鯛を釣る」ような形になってしまいましたが、もちろん狙ったわけではありません!)
我孫子道院の専有道場の壁に、飾らせていただきます。
其の四 コレ↓
これは改築された、旧道場=「金剛殿」の落慶記念品
というわけで、上掲のように、旧道場の大梁を加工した木札だそうです。
開祖やその直弟子の先賢、先達の汗と熱気を吸い込んだ歴史的財産
熨斗(?)を取るとこんな感じになっています……
それぞれ、貴重で重要なお宝ばかりだが、
手に入れたいのは、モノではなく技法であり、近づきたいのは、見識、人徳、包容力。
なにより、一番のお宝は、法縁であり、先達からのほんの一言だったりするわけで……
今度は来月、門下生を引率して帰山しますので、みんなでそんなお宝体験を少しでも共有できればいいなと考えております。
諸先生方、ありがとうございました。
◆オマケ◆
飛行機から見た九十九里浜
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『102』