我孫子道院は、昨日が今年の稽古納めでした。
まずは2015年後期の入門式から
この日、めでたく入門式を迎えたのは、小学1年生のKクンとCちゃんの800期コンビ
入門式の後は、年内最後の全体稽古(約2時間)
稽古の終盤には、拳士一人ひとりが、これまで習った技の中で、一番好きな法形(技法)を披露、発表!
パートナーをその場で指名したうえで、「そのワザのどんなところが好きなのか」を、みんなに説明してもらいました。
そうすることで、「少林寺拳法のここが好き」というのを確認、共有するのが狙いです。
そして、稽古納めの締めくくりは、例によって、
煩悩退散108本突き!
大きな気合いと突きで、煩悩と邪を払い、真純単一な気持ちで新年を迎える準備を整えました!?
続いて、拳士総出で“作務祭り”
年に一度の大掃除です
一年間の感謝を込めて、隅から隅までピカピカに
午後1時から始めた稽古納めも、作務祭りを終える頃には、日が暮れて……
(遠くに富士山が見えます)
稽古納めの総仕上げは、
きれいで明るくなった道場で、かんぱーい!
お待ちかねの団体宴武(=望年会)のスタートです
これまた例年通り「塩ちゃんこ」を囲んでにぎやかかつ和やかに
(調理にご尽力いただいた少年部の保護者の方々と、豪華なデザートや飲み物等を差し入れをしてくださった方に、厚く御礼申し上げます)
団体宴武の開宴にあたり、今年のMVP拳士を発表しようと思ったのですが……
MVP=most valuable player =もっとも活躍した選手?
少林寺拳法には「選手」はいませんが、我孫子道院で2015年に、一番活躍・貢献した拳士は誰でしょう?
今年、少林寺拳法に入門してくれた拳士も一番
いつも道院運営を支えてくれる幹部拳士も一番
元気いっぱい通ってきてくれる子供たちも一番
体力的にも厳しい中で、修行を継続している中学生拳士たちも一番
昇級した拳士も一番
親子拳士も一番
今年カムバックした拳士も一番
etc.と考えると
この年末まで、修行を続けられた
拳士全員が、我孫子道院のMVPです!!!!
諸般の事情で、この稽古納めに参加できなかった拳士を含め、一人ひとりが我孫子道院の誇りです。
「修行」とは、「継続」するという意味のインドの言葉が、語源になっているそうです。
つまり、「続けていくことで、変わること」こそが修行の意味。
少林寺拳法の八つの修行の心得の中で、もっとも難しく、もっとも肝心なのは「(修行を)永続して行うこと」
来る2016年も、この素晴らしいメンバーで修行を続け、さらに仲間を増やしていきましょう。
団体宴武の終盤、
O道院のY先生のアイデアをトリビュートして、
一般部の拳士には、自分の今年一年を、漢字一文字で表現してもらいました。
「勢」「廻」「観」「再」「百」など、いろいろ中身のあるメッセージで……
今年もたくさんの出会いと学びがありました。
法縁のあった一人ひとりに感謝します。
新年の初稽古は、1月4日(月)
新春法会は1月9日(土)です。
皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『108』