味鶏稽古 骨付鳥作りに挑戦 | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

師走のこの季節、いつの間にか、チキンを焼いてを食べるのが世間の定番になっているようで……


我々拳士にとって、「トリ」と言えば、開祖の愛した丸亀名物の「骨付鳥」!

発祥は、開祖がご贔屓にしていた、1952年創業の老舗

「骨付鳥 一鶴」http://www.ikkaku.co.jp/index.html


スパイシーで、バリッとジューシー

ビール片手に、ダイナミックに手で持ってかぶりつくと、もうやめられません


いまやこの骨付鳥は、拳士のソウルフード

ワタシも、本山に帰山するたびに、仲間と一鶴に繰り出して、骨付鳥で一杯やるのを楽しみにしているひとりです。


じつは、昨日は親子三代が集う身内のパーティーがあり、

メニューに鳥もも肉を焼く、というのがあったので、

それなら「一鶴風の骨付鳥に!」と提案したところ、調理担当者に任命され……


恐れ多くも63年の歴史を持つ、あの伝説の味の再現に挑戦することになってしまいました。




(これが一度食べたら病み付きの、ご本家=一鶴の「オヤ」)



さて、どうなることやら……



まず、鶏肉をフォークでブスブスと刺して、

フードプロセッサーでたっぷりのニンニクと塩、胡椒などのスパイスをキュイーンとすりおろして混ぜておく




それをスリスリお肉に刷り込んで、およそ30分ほど放置して、味を染み込ませて、オーブンへ




途中で、一回ひっくり返して、天板にたまった鶏油(チーユ?)を肉にかけて、もうひと焼きで完成




こんな感じに出来上がり

(写真には写っていませんが、もちろん付け合せのキャベツも用意しました)


味はなかなか上々で、

集まった家族にも好評でしたが、

伝説の味の再現度は70%ぐらいかな?


足りなかった30%の内訳は、

第一に辛味

子供達も食べるので、ちょっとスパイスを控えめにしたのですが、

大人用は、あと1.5倍はスパイスを効かせてもよかったかなと。


次に焼き加減

もっとバリッとジューシーに焼き上げたかったので、オーブンの温度はもう少し高めがベターだったかも

(今回は250度に設定。一鶴のHPを見たら、本家は特注の窯で300度以上で焼くらしい)


あとはオヤ鳥が手に入らなかったので、次回は市場にでも買い出しに行って……

できれば、盛り付けもあのメタルのお皿にすれば、

再現度80%はいけるのでは!!


もっとも、拳法の技でもなんでも、肝心なのは、最後のツメ

技が決まるか決まらないかも、最後の決め手が左右するので、

なかなか本物の味には及ばないでしょう

(なにせ素人料理ですから)


もっと頻繁に一鶴に通って、味鶏稽古に精を出したいと思います(笑)



本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105