満員御礼 少林寺拳法体験教室(開祖忌法要と宗道臣デー) | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

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我孫子道院 道院長のブログ

先の5月16日(土)、我孫子道院では、開祖忌法要、並びに宗道臣デーを行いました。

少林寺拳法の創始者(=開祖)、宗道臣先生は、1980年5月12日に遷化され、本山と全国の各道院では、そのご命日に合わせ、法要を執り行い、その遺徳をしのぶとともに、拳士が地域社会に向けた活動を全国で展開する「宗道臣デー」という行事を行っている。


開祖・宗道臣先生は、

ご自身の戦争体験から、「真の平和の達成は、慈悲心と勇気と正義感の強い人間を一人でも多くつくる以外にない」と気づかれ、この道を創始された。


ならば、「宗道臣デー」は、一人でも多くの仲間を増やす行事にするのがふさわしいと考え、去年に引き続き、「少林寺拳法体験教室」を実施しました。


当日は、まず朝9時30分から、開祖忌法要




(開祖像)



(表白文奉読)



(献香)


この後、お昼まで、通常稽古を行って、みんなでランチ


そして、午後一時から、「少林寺拳法 体験教室」

今年は、去年以上に開催告知と勧誘に力を入れてみたのですが、果たして体験希望者は何名いるのか……




なんと! ふたを開けてみると

体験者がおよそ15名、付き添い・見学が、約25名と大盛況!!

(前日、門下生に「明日、知っている人が体験に来る人?」と尋ねたら、ポツポツしか手が上がらなかったので、心配していたのですが……)

ありがたいことです。


早速、挨拶がてら「少林寺拳法とは」というお話をさせていただき、

準備運動と鎮魂行へ




(鎮魂行=座禅の体験)




実技は、八方目や運歩法、開足中段構えからの突き・蹴り・受け、そして剛法・柔法の基本を体験してもらいました。少林寺拳法の特徴や、力より理合いであること、なにより、楽しく興味をもってもらえるよう、心を砕いたつもりです。



最後は、門下生たちの演武を見学して、締めくくりました。

演武は、単独演武、少年部組演武、少年部団体、一般部団体、etc.といろいろ見ていただきましたが、一番反響が大きかったのは、コレ↓



親子演武

(今回は3組の親子に披露していただきました)




(お疲れ様でした。少しは少林寺拳法の魅力が伝わったでしょうか?)


本当に多くの方々に、体験・見学していただいて感謝です。

拳士各位や、保護者の皆さんが、熱心にお声掛けをしていただいたおかげです。

今回、この体験教室を実施してわかったことは、思った以上に、潜在的に少林寺拳法に、興味関心を持っている方は、たくさんいらっしゃるということ!!


これを機に、もっともっと、部外者の方に少林寺拳法のことを知っていただく機会と工夫が必要だということを、痛感しました。


また、勧誘だけでなく、当日、献身的に体験者・見学者のフォロー&指導をしてくれた、門下生各位にも感謝します。


次回の体験教室は、10月の達磨祭に合わせての実施を検討しておりますが、またご協力のほど、よろしくお願いたします。


なお、体験教室に限らず、普段の稽古の見学・体験入門は、随時受け付けておりますので、今回参加された方も、そうでない方も、またぜひ道場に足をお運びください。


拳士一同、お待ちしております。



◆参考までに◆


今回、一番良かったと考えているのは、体験教室の案内状を、拳士一人ひとりに手作りしてもらったこと。

(去年は、一般部の拳士がパソコンで作ったものを、みんなに配布してもらっただけ)



(手作り案内状の一部。これがものすごく効果があったように思えます。もちろん、保護者の方々の口コミの力も絶大でした)


一方で、参加人数を少なく見積もり、入門案内等のプリントが足りなくなってしまったのは、かなり痛い手落ちでした……(猛省)




また、道場の入り口には、このような紙を貼って、入口の扉をあけっぱなしにしておきました。

(これも今年の改善点)


◆オマケ◆


こちらは、道院長研修会第一次の際に執り行われた、本山での開祖忌法要時の祭壇の様子



(表白文の巻物を開いたところ)



本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『109