桜、さくら、SAKURA…… 新年度、新入門、そして昇級考試とお花見会 | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

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我孫子道院 道院長のブログ

4月=新年度

新年度になったら、「新年度会」をやらないと、ということで、4月4日(土)に、道院で“新年度会”という名のお花見会を実施しました


我孫子道院の専有道場がある子の神大黒天は、境内に何本もの桜の木があり、この週末は見事に満開


(山門から見た境内)




(境内から見た山門)


残念ながら、ちょっと曇り空でしたが、これだけきれいな桜が咲いているんですから、お花見をしない手はありません


でも、その前に、この日は、4月度の昇級考試

受験者は、一般部1名、少年部4名でしたが、全員、文句なしの出来栄えで、合格しました




(今回の合格者 一般部五級が1名、少年部六級が2名、少年部七級が1名、少年部八級が1名でした)


当然、この5名の拳士の合格祝いも、お花見会の主題のひとつ


また、お祝いと言えば、

今月から、我孫子道院に新しい仲間が増えました


今年から小学校に入学する、ピカピカの一年生のA・Mクン




(私服で写っているのが、新入門のA・Mクン お兄ちゃんも拳士で、やる気満々 将来楽しみな少年拳士の誕生です)


春は、何か新しいことをはじめるのに最適な季節

我孫子道院では、

新年度、入門第一号のA・Mクンに続く、新入門者を大募集中です!!


さらにこの日は、この春、誕生日を迎えた拳士たちをお祝いする簡単なセレモニー(?)もやって、お祝いづくし


午前中に、昇級考試と通常稽古を行って、

お昼過ぎから、みんなでかんぱーい


「進級、進学、入門、etc.おめでとう~」




(差し入れのワインと日本酒  窓の外に、桜が見えます)




(昼飲みはたまりません)




(大人も子供も、ゆったり、まったり、リラックス……)


「組手主体」の少林寺拳法では、こうしたコミュニケーションも非常に重視しています



以前にも紹介しましたが(http://ameblo.jp/shorinjikempo-abiko/entry-11152399708.html


少林寺拳法には3つの「エンの効果」があると言われている

ひとつ目は「縁の効果」

釈尊が二千五百年前に悟られたことの中身は、

「すべてが縁(よ)りて起こることだという。これを縁起と呼ぶ」=縁起の理だとされている


釈尊の正しい教えを現代に活かすことこそ、金剛禅の教えそのものなので、善因善果・悪因悪果の法則を信じて精進することが拳士の道であり、当然のように、縁を大事にする生き方を日々実践している


先賢曰く、

「組手主体で稽古を重ねていくうちに、入門当初は「自分が強くなりたい」(利己的)と思っていた人が、やがて自利から他利に変わっていく」とのこと

これがすなわち「縁の効果」


そして2つ目は「○(エン)の効果」


「勇気を出す」→「行動に移す」→「賛同者が現れる」→「協力が得られる」→「貢献する」→「自信が生まれる」→「勇気」→「行動」→……

と繰り返す、「○(エン)の効果」も少林寺拳法の大事な教えとされている


そして、3つ目が、関東実業団の切り札=E・K酒席師範命名(?)の「宴の効果」

つまり、研修会だろうと、ミーティングだろうと、今回のような懇親会だろうと、二次会だろうと、積極的に参加し、法縁を深めよという教えである


この「宴の効果」の力は、侮りがたいものがあり、指導者になればなるほど、この「宴の効果」を活用、実践している人が多い


事実、この日も、U安スポーツ少年団のK先生が、わざわざお花見会に合流してくださって、錫杖伝の実演とともに、若手拳士を中心に、いろいろと話を咲かせてくれました


ウチの若手には、お酒が得意ではない拳士も少なくはないのですが、大丈夫!

少林寺拳法の宴会=“団体宴武”は、なぜかアルコール抜きでも、大いに楽しめるのが特徴だからです


楽しいから、自然とコミュニケーション力が育ってくるので、コミュニケーション能力を高めたい、と言う人にも、少林寺拳法の修行は最適です


子供も、すぐに仲間に打ち解けて、友達と自然に仲良くなれます

それは、少林寺拳法のカリキュラムが、仲間と共に成長するように出来上がっていて、お互いに真剣に法形(技)を掛け合う中で、仲間を大切にする心、協調性が養われるからです


というわけで、この春、何か新しいことをはじめてみたいという人は、ぜひ少林寺拳法の門を叩いてみたください



(我孫子道院の入り口と、桜の木  こうした環境で修行できます)



本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105