日曜日(2月8日)は、拳士会主催の「冬季雪上鍛錬」(日帰りスキー合宿)で、湯沢パークスキー場に行ってきました
今年の参加者は、大人8名、子供9名の17名と大盛況
しかも、そのうち5組が親子拳士というパッケージ
にぎやかかつ、大変和やかなスキーイベントとなりました
ベテランスキーヤーから、スノーボード大好きの大学生、かっとび小学生から、ゲレンデに来るのが久しぶりのママさんスキーヤー、そして、今回がスキーデビューの少年少女と、幅広い顔ぶれとなりました
そうしたなか、今回の冬季雪上鍛錬のテーマは、
「寒くても、スピードが怖くても、転びそうになっても、固まらないこと」
つまり身心が緊張して固まりそうになったときに、どこまでゆるんで“平常身”をキープできるかを、試してみようというわけです
(まさに、そのまま武道に求められる要素です)
(もっと、太もも前面=大腿四頭筋の力を抜きましょう)
(おっとっと! 大人たちは、ランチタイムに弛緩剤=ビール投入!? 脱力・脱力、これも修行)
(みんな、午後にはだいぶ脱力した滑りが体現できるようになってきました)
もうひとつのテーマは、自他共楽
自己確立は最重要課題ですが、昨今の「自己責任論」なんて、クソくらえです
日本人なら、「お互いさま」の精神を忘れたらいけません
スキルも年齢も性別もバラバラなメンバーが、
広いゲレンデで、各々自分勝手に滑ったら……なことになります
今回は、親子拳士が多かったとはいえ、
誰に言われることなく、自然と適度なグループができて、
それぞれが目くばせ、気配りをしながら(←これも大事な武道的要素)、目いっぱいスキーを楽しみました
均一性のある少人数のグループで行動するのは楽チンです
一方、多様性のある大勢メンバーで行動するのは、いろいろ面倒なこともありますが、
ワイワイ楽しいのは、後者の方
拳士なら、ラクに流されず、少々手間がかかっても“楽しい”道を選びましょう
そういう意味では、親子拳士のお父さん、お母さんだけでなく、大学生拳士たちも自主的にいろいろな役割を引き受けてくれて、なおかつガンガン滑りまくって、満喫していたのは立派です
さすが、我孫子道院の有段者!!
自分を犠牲にして、後進たちに尽くしても、ワタシはあまり褒めません
もちろん、自分さえよければ、というのはもってのほか
自分も全開バリバリに楽しみつつ、まわりの子たちをサポートし、その子たちの楽しそうな姿、喜びを見て、自分もまた楽しくなるという好循環こそ理想的
自他共楽とは、ある意味、とても欲張りな、されど挑戦し甲斐のある思想なのです
というわけで、楽しむことには躊躇なく、貪欲に、というのがこの冬季雪上鍛錬のモットーですので、
夕方4時までたっぷりと滑って、
それから温泉に!
夕食も、いつもサービス満点のペンション ノア(http://pension-noah.jimdo.com/ )で、お腹いっぱい頂きました
(毎年、ごちそうさまです)
これだけ、遊んでも、鍛錬しても、越後湯沢駅18時53分発の新幹線までには、まだまだ1時間弱の余裕があるというのは、うれしい限り
最後は、越後湯沢駅構内で、お土産タイムと……
お楽しみの「ぽんしゅ館」(http://www.ponshukan.com/ )
ワンコイン=500円で、おちょこ5杯分、新潟越後の全93蔵、すべての酒蔵の銘酒を利き酒できる、日本酒のテーマパーク!?
日本酒好きのN拳士のお父さんは、「ワンコイン=5杯では足りません」とおっしゃっていましたが、
たしかに目移りしてしまいます
ちなみに、前日、東京別院の級拳士講習会を受講したS拳士は、
講習会後の打ち上げに熱が入り、
「不殺活人」ならぬ、「二日酔人」気味で、「ぽんしゅ館」はパス(笑)
ワタシは、NスポのMきち酒将推薦の「伝衛門」(フルーティ)や、冬季限定の「ふなぐち菊水」、レアものの「市島」などが、気に入りました(笑)
個性的な「塩」をなめなめすると、ますます銘酒が美味しくなります
新幹線に、乗り遅れ注意のスポットです
かくして、2015年の冬季雪上鍛錬も無事修了
今シーズンも、納得の「武道的スキー」となりました
来年こそ、日帰りではなく、泊りの合宿にしたいんだけど、
誰か幹事をやってくれませんか?
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『106』