「一本取られた!」の巻 | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

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我孫子道院 道院長のブログ

土曜日に行われた稽古納め・納会の話には、じつは続きがありまして……


楽しい団体宴武(=納会)も宴たけなわを迎え、やがてお開きの時間が近づいてきたころ、

幹部拳士のSさんが、おもむろに立ち上がり、「一言、皆さんに伝えたいことがあります」と言い出したので、成り行きを見守っていると……


子供たちに、お説教でもするのかと思いきや、用があるのは、道院長であるワタシとのこと!



なに用か? と訝しがっていたら、

なんと、ワタシの道院長就任10周年を祝して、門下生一同からプレゼントとがあるとのこと!!




プレゼンターは、女性拳士のM・Yさん





早速、箱を開けさせていただくと、中身は新しい道衣でした


聞けば、一ヶ月以上前から、この稽古納めに合わせ、ワタシに内緒で準備を進めてくださっていたとのこと


すでに先月末の「ボジョレー会」(http://ameblo.jp/shorinjikempo-abiko/entry-11959129851.html?frm_src=thumb_module )のときに、皆さんにお祝いしていただいていたので、この計らいには、完全に意表を突かれ、見事に一本取られてしまい、思わず、目から汗が流れそうに……


本当に泣かせることをしてくれたもんです


こうして、門下生から祝っていただけるということは、

ワタシも少しは、「先生」から、「師」と呼ばれる存在に近づけたということでしょうか?


資格だけは、「准範士六段」を頂戴しておりますが、

「准」が付くとはいえ、「範士」なんてとてもおこがましく、

よく冗談で、「純米酒六段」(以前は「大吟醸五段」とも……)などと称していましたが、

師に似ず、よく出来た弟子たちのためにも、もっと精進を重ね、より立派な指導者、そしてより充実した道院にしていかなければなりません


年の瀬に、予期せぬ素晴らしいプレゼントとともに、2015年の大きく重たい課題を、門下生から受け取ってしまいました


各位の師匠として、ふさわしい指導者になるべく、自己研鑽に励みますので、これからもどうぞワタシと我孫子道院を支えてください


心より御礼申し上げます

ありがとうございました

再拝 再合掌




わざわざクラッカーまで用意してあって……

ワタシは、果報者です



本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105