“鬼”道院長の言い訳(笑) | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

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我孫子道院 道院長のブログ

少林寺拳法公式サイトに、『拳士の広場』というコーナーがあるのはご存知でしょうか?


正直、いままで開いてみたことはなかったのですが(ちょっとまずいかも……)、帰山行事の投稿でもあれば、と思いのぞいてみると、こんな記事が!!

http://www.shorinjikempo.or.jp/group/member/hiroba.html

(ちょっといい話 その2 フリーテーマ)


がはははは!

一喝した短見な道院長って誰でしょう?

(苦笑)


ただ

その道院長は、少年拳士たちが座っていたから叱ったのではなく、

シルバーシートに座っていたから、叱ったとのこと

(しかも、文中にあるとおり、他に空席がチラホラあったのに)


子供たちを含め、若い人たちには、

とくに拳士であれば、

たとえ疲れていたとしても、そして他に立っている人が一人もいなかったとしても、

シルバーシートは座らずに空けておくようにしてほしいな~



最近、駅のホームや(ときには電車の車内でも!)、コンビニ前の路上等、ところ構わず、地面や床にお尻をペッタンとつけて座り込んでいる若者、いわゆるジベタリアンが目立つことだし……

(ペッタン座りはマナーの問題であるだけでなく、なにより身体に悪い)


しかし、件の記事の投稿者には、また別の教育的目的があったわけで、それもひとつの人づくりの実践


肝心なことは

人づくりによる国づくりを目指す以上、指導者も、その他の拳士も、

常在道場、直心是道場

いつでもどこでも自分を磨き、後進を育てる「場」(=道場)という認識であること




先賢曰く

「魅力」の「魅」とは「鬼+未(ひつじ)」

つまり「厳しさ+優しさ」とのこと

「力愛不二」の教えにも通じるが、

我が身を振り返ると、鬼と力ばかりが優位な鬼道院長のような気が……

ヒツジと愛はいったいどこへ?????


ワタシも叱らずとも、人を育てられる、立派な指導者に早くなりたい

いや、ならねばならんのだ

自分自身に、喝!!!