帰山合宿の2日目の朝は早かった!
午前4時前には、子供たちの部屋からコソコソ、ガサゴソと様々な音が……
「おいおい、もうお目覚めかい」
夜更かし → 朝寝坊 コースかと思いきや、時計が4時を過ぎたころには、ペタペタ、パタパタ、廊下を歩きまわる音まで聞こえてくる
こうなると、ワタシも寝てはいられないので、各部屋の見回りに……
ちなみに当初の起床時間は、6時30分
朝食は7時からの予定でした
6時を過ぎると、他の一般部の拳士もポツポツと起きてきてくれたので、
ワタシはホテルの大浴場で朝風呂を浴びて、斎戒沐浴(?)
7時にホテルのバイキングで食事をとり、7時40分にチェックアウト
いよいよ総本山少林寺へ
本山には8時に到着
今回の帰山行事に参加する、全国14道院+6支部(約470名)の中でも、
かなり早く、仁王門まで登ってきました
この仁王門では、川島先生や富田先生をはじめ、本山の先生方がお出迎え
「お帰りなさい」と、暖かい笑顔で、ワタシたちを迎えてくれました
はじめての帰山で緊張していた拳士たちも、力強くも温和な先生方の姿を拝し、少し緊張が解けた様子で「ただいま~」と合掌礼
他の道院の拳士が、まだ周囲にいなかったので、さっそく川島先生との集合写真をリクエストさせていただきました(上掲写真)
本山に入山後は、まずは受付と、浦田代表との記念撮影
そして何はなくとも、開祖の霊廟に帰山のご報告
本堂に集合して、諸連絡、鎮魂行、挨拶と
そのあと
9時40分から11時40分は、お待ちかねの技術修練
一般部の級拳士は、武専校舎4階
(ご指導 向田先生他)
少年部 見習い~五級は本堂
(ご指導 飯野先生、富田先生他)
少年部 四級~1級は講堂
(ご指導 永安先生他)
一般部有段者は錬成道場
(ご指導は川島先生、志村先生、藤井先生、国富先生、谷先生等)
若手幹部のI拳士は、ラッキーなことに、新井会長のご指導という豪華オプションも!
最後に本山職員の模範演武と、技法紹介を見学して、お昼の12時に帰山行事終了
復路の飛行機は、高松空港16時35分発の便だったので、
我々は、本山の大食堂でお弁当
昼食後は、大雁塔や本山内の各道場の見学と、事業部でのお土産選び
今回の帰山合宿で
心に残った言葉を三つだけ紹介いたします
「みんな、最低でも三段になるまで少林寺拳法を続けるんだよ」
(初日の五畳半道場で) 宮野義久先生
「少林寺拳法は、他人と勝敗強弱を争うものではない」
浦田代表の朝のご挨拶
「かつて、私が開祖に、禅は何か、とお尋ねしたときの、開祖のお答は
『(禅とは)そのときそのとき、一瞬一瞬を一所懸命、全力で生きることだ』
でした」
帰山行事最後の新井会長のお話
一緒に帰山した門下生たちには、何が記憶に残る体験だったのでしょうか?
(感想文を提出してもらうことになっているので、楽しみです)
今回の帰山体験で、各自の新しいやる気スイッチが入り、何かが変わってくれることを祈ります
予定では、次回の帰山合宿は4年後ですが、
できるだけ全員がそれまで稽古を続け、みんなと、そしてこれから加わる新しい仲間と一緒に、再び本山に帰りましょう
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110』