梅雨が明けた途端に、遠慮のない熱波が関東地方を襲ってきましたが、
7月6日は、4月~今月までに入門した4名の拳士の入門式を執り行いました
今回の入門式の対象者は、
小学4年生と1年生のY兄弟(4月度入門)と、
同じく4年生のM君(6月度入門)
そしてこの7月から、新しく仲間に加わった3年生のF君です
入門者代表として、誓願文を奉読したY君(兄)は、
なんと事前に渡した振り仮名つきの誓願文を、ほぼ丸暗記してくるほどの熱心さ!!
1年前までは、少年拳士だけの入門式のときは、誓願文は大人に代読してもらうしかないかも、と思っていたぐらいなのに、去年の9月以降、少年部の拳士でも入門者代表を務めた拳士が3人もいて、Y君(兄)で4人目となりました
やらせてみればできるものです!
(子供の可能性って、本当に大したものですね)
ところで、今回の入門式で、ワタシは「達人になろう!」というお話をさせていただきました
道院では、拳士によく言って聞かせることなのですが、
「達人とは、上達した人、ある領域・境地に達した人のことであり、いまはまだ何もできなくても、誰でも修行を積めば、達人になるチャンスはある」
開祖は、よく「小さなことができなくて、大きなことができるか!」と拳士に教えたそうですが、少林寺拳法に入門して最初に教わる「脚下照顧」は、まさにその実践のひとつ
先賢曰く
「自分のやってきたことの先にしか未来はない。だから小さなことしかできなくても、それを積み重ねていけばいい」とのこと
ワタシ自身も例外ではなく、できること、小さなことから積み重ねて、達人を目指している最中です
道は遠く、決して平坦ではないかもしれませんが、縁あって拳士になった以上、一緒に達人を目指しましょう
諸君の今後の精進を期待します
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『104』