6月23日は、千葉県大会でした
ウチの門下生たちは、
小学生七級~見習いの部が、8組16名
小学生四級の部が、1組2名
一般部が、1組2名と、
合計20名の拳士が出場しました
その他、今年、新たな試みとして行われた、武専学生の技法発表にも
我孫子道院の武専学生が、3名(?)参加
ちなみに
ワタシ自身は、引率+審判(主審2回、副審1回)+予科の武専学生の発表の解説を担当させていただきました
少年部の拳士たちは、大会に出場すること自体が初めての拳士が大半でしたが、
出場拳士は、それぞれよくやってくれました
(初出場ながら、本選に進み、敢闘賞を受賞した組もおりました)
少林寺拳法の大会は、強弱勝敗を競い合う、トーナメント方式のものではなく、
修得してきた基本法形を、二人一組になって、それぞれが攻者・守者と立場を交代しながら、技をかけたり、かけられたりして、法形の正確さと、技と技の連絡や変化に重点を置いた、「相対組演武」によって行われる
「演武」は、スピードや見栄えに惑わされることなく、技の本質の部分を評価し、武的要素、護身の観点から理かなった動きをしているかどうかを評価する
ただし、「演武」は、「基本」、「法形」、「乱捕り」と並ぶ、少林寺拳法の4つの修練体系のひとつにすぎないので、普段から集中して、修練を行っているわけではない
少なくとも我孫子道院では、大会1カ月ぐらい前から、短期集中的に“練習”するのが、慣わしだ
それでも、具体的な目標があると、みんなも“練習”に身が入り、5月後半から、大会当日まで、どの拳士もひと皮もふた皮もむける成長ぶりを見せてくれました
もちろん、技術面でも、それ以外の部分でも、まだまだ課題はありますが、
当初から、県大会以上に重点を置いてきた、8月10日の「全日本少年少女武道錬成大会」に向けて、いい弾みになったと思います
いってみれば、今回の県大会は、錬成大会の前哨戦!?
来るべき“本番”に向けて修練し、”本番”は修練のようにこなしましょう
そして7月になったら、気持ちを切り替え、また褌を締めなおして、積極的に取り組もうではありませんか
目指すべきは、彼我の境目がなくなる、自他一体の組演武!?
諸君のさらなる成長を期待します
武専の予科学生による、拳系別の技法の特徴紹介の様子
これはこれで、いい機会になったのではないでしょうか?
ワタシにとってもいい経験になりました
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『103』