合宿をやる意義 | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

おかげさまで、2011年の夏合宿も無事に終了!


合宿のテーマは、毎年「自己確立」(自分のことは自分でやる)と、「自他共楽」(コミュニケーション力の向上」なのだが、やっぱり「続ける」ことって大事だと思う


というのも、同じスタイルを踏襲することで、各拳士の成長ぶりが非常に良くわかるからだ


専有道場での合宿は、「安・近・短」という大きなメリットがある反面、

3食の食事の準備や後片付け、道場の作務に、寝具の準備・収納など、自分達でやらなければならないことがかなりある


そして人数がいるだけに、もたもたしていると時間がズルズル過ぎていき、どんどんプログラムが縮小される危険がある……


しかし、経験を積むごとに、みんなの動きがよくなって、いちいちワタシが指示することが顕著に少なくなってきた


今年の場合、社会人拳士のSさんの尽力も多大であったが、高校生、中学生たちが良く働いてくれて助かった

学生拳士のほとんどが、2回以上この合宿に参加している経験があり、積極的に動いてくれたし、何より、面倒な仕事も嫌々ではなく取り組んでくれたことを評価したい


中学生拳士も、小学生だった去年に比べると、すごく頼もしくなっていました


小学生の高学年も、きちんと「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」していたし、中低学年の子もボーっとしている子がひとりもいませんでした


過去には、ボーっとしている入門初年度の拳士もいたんですが、今年はみんな一体となって、いい動きが見られ、ほとんどのスケジュールがオンタイムでこなせました(グッド! ぱちぱち


修行の成果はワザだけじゃない

それを実感できるのが、合宿をやる意義だったりするのではなかろうか


まあ、みんなとの交流が図れて、楽しく、有意義に過ごせれば、それだけで大成功なのだが……


参加者の皆さん、お疲れさまでした!

(サポートしてくださった、保護者の皆さまにも御礼申し上げます)



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合宿恒例(?)の「行」コンテスト!
(写真が今年の最優秀組)

「行」=「強い者」(一般部)が弱い者(少年部)を背負って向き合うという、開祖の教えを体現(!?)してみました

(賞品はアイスクリームでした)



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みんなで分担して作ったカレー(夕食)は見事に完食!

これでみんな同じ釜の飯を食った友


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日付が変わっても寝なかった少年部の拳士たちの寝相

一般部の学生拳士は、狭い別室で朝方までなにやらやっておりました

おかげで二日目の技術修錬は、●×▲◆……



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お楽しみの流しそうめん(二日目 昼食)

S拳士と高校生たちの力作で、青竹を切り出して作った本格派

年々バージョンアップしています

味も格別


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気がついたら、道衣姿の写真がこれだけ……

でも、合計7時間以上は技術の修錬も行ないました


本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105』