感性を磨く | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

連休中日にもかかわらず、今日は仕事で御殿場へ出張


そして御殿場といえば、富士山!


そういえば、司馬遼太郎の「竜馬が行く」で、

剣j術修行のために江戸に向かう坂本竜馬が、

はじめて富士山の眺望を見たときに、

「日本一の男になりたいと思った」というくだりがあった

それを連れに「気のせいだ」といわれると、

「あたりまえだ。正気で思うものか。坂を下りればすっかり忘れているにちがいないが、しかし一瞬でもこの絶景をみて、心のうちがわくわくする人間と、そうでない人間とはちがう」

と切りかえしている


竜馬のいう「わくわくする人とそうでない人の違い」は、感性の違いということになるだろう


天才は美しい風土からしか出現しないという説があるが、美しいものを美しいと感じる感性がなければ、天才はおろか、凡人未満の”鈍才”にしかなれないはず


開祖は、愛娘の宗由貴総裁に「自らの感性を信じろ」と、ことあるごとに言い聞かせたそうです

と同時に、感性を磨き続ける大切さも説かれたとのこと……


身体も心も錆びつかないように日々精進

富士山を見ながら、そんなことを考えた一日でした



身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

↑曇っていて見えないが、一応富士山の写真

(姿が見えている時間もあったが、写真を撮るチャンスがなかった)


本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『100』