向いていることと好きなことは違う!? | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

以前、単独世界一周ヨットレースに参戦している白石康次郎さんが、

「向いていることと好きなことは違う」という話をされていた。

(たしかラジオで)


じつは白石さん、ヨットマンなのに船酔いに弱い体質だという。

でも、海洋冒険家として活躍している。


「ヨットに向いていないのかも」「でもヨットが好きなんです」


う~ん

やっぱりどんな世界でも、「好き」というのが一番大事な才能なのだろう。


ワタシもけっして器用なほうではないが、ただ少林寺拳法が好きだったので、ここまで続いて指導者にもなれた。

漸々修学の少林寺拳法は、「小錬せば小成し、大錬せば大成す」。

少林寺拳法には、この道を好きになって、情熱をもって続けていけば、誰でも上達できるという大きな特徴がある(それだけ優れた教育プログラムがあるということ)。


つまり少林寺拳法に興味・関心がある時点で、拳士として大成できる才覚は十二分にあるといっていい。

だから器用・不器用、向き・不向きなどは考えずに、

まずは少林寺拳法を始めてみよう


わからないことがわかること、できないことができるようになること、そして自分の可能性に気づくこと、

これらは無条件で楽しいことだし、少林寺拳法の修行はそのことに気づく仕掛けで満ちている。


皆でもっと少林寺拳法を好きになろう!


本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『103』