心の見つけ方 経過報告 半年つづけて気づいたこと。 | タイムマシンズ STARTのブログ

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ショップユー店長のSTARTこと垣添です。

 

去年の10月初めから、限界突破のために始めた心の発見、心の見つけ方。

早いもので、5カ月が過ぎ、6カ月目に突入しました。
半年続けて、見えてきたこと、気づいたことなどを、まとめておきます。

 

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頭の回転スピードを落とす。

さまざまな情報にさらされ続けている現代。頭の中は、もうインプットされっぱなし。冷静で的確な判断など至難の技。反射的にただ反応するだけの状態になりがちです。

そうした脳みそフル回転状態から脱し、心を見つめ直すためには、「まず、思っていることを毎日書き出せ」と教わりました。

 


考えていることを書き出す、思いの文字化、つまり「心の見える化」です。心の中は見えないが、文字にすれば見える。

日記でもよし、ジャナリーング、モーニングノートでもOK。とにかく、あえて手書きで自分の心を書き出して、それを眺めてみること。

思いの書き出しを続けていると、何かしら感じること、気になること、浮いてくるものがある。

そうしたら、今度はそのことについて、また思うままに書き出していく。


例えば、自分の場合、次のような経験をしました。

昔から「家族への思いが薄い、自分は薄情な人間ではないか」という気持ちが強くあり、なぜそう思うのか理由はわからないまま大人になった、ということに気づきました。

で、その薄情な自分という思いについて、瞑想や手書きノートを通して深掘りしていったところ、

部屋にひとりで座っている幼い自分が見えてきました。

 


そこで、寂しそうな自分と対話していくと、「後妻として来てくれた母親には、迷惑をかけられない。良い子でいなければいけない。自分は本当の子ではないから、甘えてはだめだ」という遠慮の気持ちに縛られている自分を発見しました。

それを知った瞬間、過去の自分が無性に愛おしくなり、瞑想の中で、小さな自分を抱きしめ涙が流れ続けた…ということがありました。

すると、その数日後に、老いた母(もう90代です)が突然に尋ねてきたので、超びっくり!!

 


久しぶりに再会し、うれしそうに世間話をする母の笑顔を見ながら、私は「心の発見ってすごい、これは間違いなく奇跡だ」と確信したのでした。


情報化社会に流されて、脳みそフル回転状態でいると、頭の思考速度が早すぎるため、感情の奥にある心の思いまで見つめることは難しいです。

悩みに陥っているとき、頭だけで考えていると、同じことをグルグル何回も考えてしまいがちですが、文字に書き出せば、堂々巡りしていることがひと目でわかり、書き出すだけで頭の中が整理されていきます。

また、高回転型のエンジンを積んだレーシング用のバイクは、早いスピードで走ることができますが、トルクが弱く、エンジンの力が出る回転域が狭いため、頻繁にギャチェンジを行って出力を合わせるようにしないとうまく走ることができません。

 


しかし、ハーレーのような低回転型エンジンのバイクなら、トルクが太く粘り強いため、ドッドッドッという低い回転数でもギヤを替えることなく余裕で走り抜けていけます。

思いを文字に書き出すという行為は、頭の中をクリーンにするというだけでなく、頭の回転スピードを落とし、心のトルクを太くするためにも非常に効果的な習慣ではないかと思います。



集中力・直感力を活かす。

身をもって「手書きの文字化」が有効と実感したわけですが、さらに効果的な方法と出会いました。

それが「ゼロ秒思考」のA4メモ書きです。

詳しくは、前にも記事にしましたが…
↓↓

 

1分という時間内でA4用紙に走り書きするゼロ秒思考のメモ書きスタイル。「集中力・直感力を活かす」という点で、これほど強力でマルチに使える手段はないのではないでしょうか。

 


とくに課題の深堀りに向いているようで、トヨタの「なぜなぜ5回」と同じようなところがあります。

深堀りしながらメモ書きし、分析していくと、問題の根本原因に辿り着きやすいです。

深堀りしたいテーマについて、問いかけていけば、5回繰り返すまでもなく2回、多くても3回で原因に到達します。それが1回あたりわずか1分で済むのも魅力。

私は朝起きた時、事務所に出社してデスクに座った時など、毎日何度も行っています。

 



ゼロ秒思考のメモ書きを、周囲にすすめたところ、気に入って実践する人が出てきましたが、霊感のある友人は「これは守護霊との対話そのもの」と言っていました。私もまったくその通りと思います。

反省や瞑想などに活用できる具体的な方法の一つとしても、ゼロ秒思考のメモ書きは非常にマッチしたおすすめの方法と思います。



この世は時間で測られている。

思考の見直しだけでなく、行動の見直しも課題になってきます。
何を感じ、何を考えたとしても、結局、何を実践したのか? が問われる世界だからです。

今までにない行動を 、どのように実践していけば良いのか。
そのヒントになりえそうなキーワードとして、ここ2カ月ほど着目しているのが「時間」です。

行動とは、そもそもなんだろう。行動の良し悪しは、何で判定されるのだろう。と考えたとき、行動と時間の関係が浮かんできました。

 


この世では、行動は時間によって測られています。
時間内にどれだけ行動できたか。いつまでに行動し終えるか。その行動にどれだけの時間を要したか…などなど。

「行動のモノサシは時間」ということです。

なので、行動について限界突破をしていくためには、自分が持っている行動のモノサシ「時間」の捉え方を改める必要があるのではないかと思えたのです。

そうした、行動と時間の観点から試行錯誤していったところ、自分にとって大きな気づきが2つありました。


①原点回帰: 時を戻し、やり直す。

現在は過去の選択の結果。その現在が行き詰まっているのなら、誤った過去からやり直せばよい。という考え方です。

ドライブの途中でミスコースしたと気づいたら、間違った地点まで引き返して、正しいコースに入り直し、また走ってくればよい、ということ。

私の現在の課題として、日々のTodoeリストが思うように消化できないという悩みがありました。

これを時間的な観点から回帰分析していくと、やはり小さな頃から宿題が苦手で、嫌なことは後回しにするという傾向が強かったことに原因がありそうでした。

これは、もはや、しつけに近い性分となっていいるもの。夏休みの宿題とかもいつもギリギリで追われることばかりだったと思います。

それで、「後回しにしない」「計画的に片づける」というような点について、子供の頃からのしつけとしてやり直してみようと思いつきました。

そこで、いま実践しているのが、これです。
↓↓

 

子どもが気に入った市販の手帳を買い(100均のメモ帳でもOK! )、1週間のやるべきことを自分で書かせ、できたことを赤ペンで消していくだけ。こんなに簡単な仕組みなのに、やるべきことが習慣づけられ、学力が向上するだけでなく、ポジティブな考え方が身につくなど、いいことだらけ!

この書籍は、小学生の子供とその親を対象にした本なのですが、子供の頃の自分をしつけ直すには格好の方法と思い、この本に紹介されているように、目についたスケジュール帳を買って来て、子ども手帳としてカンタンなスケジュール管理を行っています。

 

100均で購入したフリーウィークリーノート

↓↓

※参考リンク
↓↓

 

昔は締め切りに追われる仕事でスケジュール帳は絶対に欠かせないツールでしたが、最近は人と会うこともめったにないため、いつの間にかスケジュール帳を持たない人間になっていました。そういう自分自身の変貌ぶりも今回改めて思い知りました。

 


本当に、初めて手帳を持った子供になったつもりで、この3月から、日付を手書きで記入し、予定を書き込んで、できたことは赤ペンで消していくということを、まるでリハビリをするかのように、でも新鮮な気分で毎日行っています。
けっこう楽しいです(*^_^*)


②始動設定: スタートを決める。

時間を軸にして、行動を見直す。その2つ目の気づきは、

「ゴールだけでなく、スタートを決める」ということ。

いつまでに完了するか?ではなく、いつから始めるか、何から手を付けるか?を決めるということ。

ゴールを設定することも大事だけど、実はスタートを設定することのほうがもっと大事。やるべきことを後回しにしてしまう自分のような場合は、最初に踏み出す一歩を決めることが何よりも重要で必要なことだったと気づきました。

目標設定ではなく「始動設定」です。
↑↑
※始動設定という言葉は、ありそうでなかった私の造語です。起動設定でもなく初動設定でもなく始動設定。始めて動かすことを決めて設定するという意味です。


これも練習、訓練によって習慣にしていくことができます。

いま私が試している方法は、タイマーを使った始動設定です。

 

 


やるべきことを、よ~いドン!で1分だけ実際に行動してみるのです。

ゼロ秒思考のように、瞬間的な集中力と直感で1分を目安にバババーッと行動してみるのです。

実際にやってみれば実感できると思いますが、やるべきことなのに面倒でなかなかできなかったことが、間違いなく1分間だけ進みます。

 

例えば、パソコンの画面上で、関連の書類を広げて眺めたとか。手始めに新規のフォルダを作成して適当なプロジェクト名を付けたとか。とりあえず必要になりそうな素材のリストを作成した…などなど。

たとえ1分というわずかな時間でも、その「やるべきこと」について進めることが実際にできるのです。

もし何をしたらよいか、どうしてもわからなかったら、そのTodoリストの案件名の最後に括弧書きで適当な作業名を追記するだけでもよいのです。

例えば…

 ABC社DEF書類作成
   ↓↓
  リネーム
   ↓↓
 ABC社DEF書類作成(○○確認する)

こんな風にして、本当に小さなことでも良いから一つ前に進めるのです。

 



タイマーを1分にセットし、いきなりスタートさせてみる。
1分で何ができるのか必死に考えながら行動してみる。

実際のところ、大変な時、万一の時って、いつも時間がなく、突然に襲ってくるもの。
そう思えば、本当にリアルな仕事の予行演習ともいえる。
そして、なんといっても、わずか1分。誰だって何処にいても即行、試すことができます。

もちろん、ゼロ秒思考で1分間のメモ書きを行い、進行を考えてみるとか、全体の計画を立ててみるとかでもOK。

実際にやってみると1分といえども苦手な案件を進められた自分を実感することができます。またそのまま作業を続け苦手な案件に没頭していくこともできるようになります。
いかに、初めの一歩が高い障壁になって自分の行動の邪魔をしているか実感させられます。

その他、まだまだ色々な課題や気づきもありますが、また紹介できる機会があれば、まとめて報告したいと思います。

 


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