健康と気分転換のために、ちょっとした時間をみつけては、毎日散歩するようにしている。
仕事場は密集した住宅地にあるのだが、少し歩けば、田んぼや畑がいっぱい。
歩く運動にはちょうど良い、適度な田舎の環境だ。
そんな散歩の途中、すれ違いざまに、
「こんにちは」とよく声をかけられる。
あわてて「あ、こんちは、どうも」と返事をするけど、
いつも知らない顔ばかり。
(?_?)
平日の明るい昼間に、のんびり歩いているから、地元の人と思われているのだろう。
下校中の小学生たちからも「こんにちは!!」とよくあいさつされる。
のろのろと歩いているので、お年寄りを励まそうとしているのだろうか。
人は老いていくと、そのうち生きているだけで褒められるようになると真理の本で読んだことがある。
こういうことを言われていたのかなぁ。
たかがあいさつなのだが、ちょっと複雑な心境になってしまう。
で、きょう、2月で初めて陽気のよい日。
ポカポカした昼下がり、いつものように田んぼの細い道を歩いていると、
向こうから一人のお婆さんが歩いて来た。
草刈りを終えた帰りだろうか、高齢そうだが歩き方はしっかりしている。
だんだん近づいてきた。
あ、これは、あいさつされるかも知れない。
意識してしまって、なんか気まずい。
失礼のないように…
すると、そのお婆さん
すれ違う瞬間に
「ぶっ~!」
な、なんと、
めっちゃ大きなオナラしたぁ!!!
……。
マジかよ!!??
信じられない音量だったし。
(^_^;
無言のまま、平然と去っていく・・・
「にぎりっぺ」というイタズラは知っているけど
「すれ違いっぺ」という技はあるのだろうか?
いやはや、とんだ “あいさつ” だった。