リモートシャッターの試作と実験 Panasonic LUMIX FZ20/FZ50/FZ200用 | 試してみました - STARTブログ

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実際に手を触れ、試して、気づいたことなど。

 

デジカメ本体のシャッターボタンではなく、ちょっと離れたケーブルの先でシャッターを切る。

 


いわゆる昔ながらの「レリーズ」が欲しいと思う時がある。

 


でも、高価なワイヤレスとか最新式のものじゃなくて、シンプルで安価な有線タイプが良いなぁ…、

 

そう思ってネットで調べていたら、2.5mmのステレオプラグを使えば、デジカメのリモート端子(下の写真の丸印部分)に刺して使える物が、自作することも可能らしいということを知った。
 


ただ、メーカーや機種によってさまざまな「リモート規格?リモコン仕様?」が存在しているようなので、事前によく確認しておかねば、大切なデジカメを壊しかねない。

そこで、いま使用しているデジカメでちゃんと動作するか、試作品を作って、実際のデジカメで本当に動くのか、実験してみることにした。

 

 

 

試作品のベースにした

2.5mmのステレオプラグは、これを使った。

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とりあかずカットして、ステレオミニプラグ側だけを使います。

皮をむいて、どの線が、プラグのどこにつながっているのか、テスターでチェックしていきます。

調べた結果、この2本を使えば良いことがわかりました。

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全体の配線図としては、このようになります。

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※この配線図はパナソニックLUMIXのFZシリーズ専用です。

 

3つの抵抗はこれを使いました。

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今回は試作なので、抵抗値を変えられる半固定抵抗を使って、それぞれ事前に、36K、2K、2Kに調節した上で、ハンダ付けしました。

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黒い線がスイッチの代わり。この線を抵抗と抵抗の間に接触させることで、フォカス動作、シャッター動作する仕組みらしい。

 

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こんな感じで、デジカメのリモート端子に差し込んで、動作テストしてみました。

実験のようすは動画で見れます。

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Panasonic LUMIX FZ20/FZ50/FZ200用のリモートシャッター試作実験

 

上手くいったので、次回はスイッチを付けるとかの仕上げか、もう少し機能強化するかも考えてみます。