デジカメ本体のシャッターボタンではなく、ちょっと離れたケーブルの先でシャッターを切る。
いわゆる昔ながらの「レリーズ」が欲しいと思う時がある。
でも、高価なワイヤレスとか最新式のものじゃなくて、シンプルで安価な有線タイプが良いなぁ…、
そう思ってネットで調べていたら、2.5mmのステレオプラグを使えば、デジカメのリモート端子(下の写真の丸印部分)に刺して使える物が、自作することも可能らしいということを知った。
ただ、メーカーや機種によってさまざまな「リモート規格?リモコン仕様?」が存在しているようなので、事前によく確認しておかねば、大切なデジカメを壊しかねない。
そこで、いま使用しているデジカメでちゃんと動作するか、試作品を作って、実際のデジカメで本当に動くのか、実験してみることにした。
試作品のベースにした
2.5mmのステレオプラグは、これを使った。
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とりあかずカットして、ステレオミニプラグ側だけを使います。
皮をむいて、どの線が、プラグのどこにつながっているのか、テスターでチェックしていきます。
調べた結果、この2本を使えば良いことがわかりました。
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全体の配線図としては、このようになります。
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※この配線図はパナソニックLUMIXのFZシリーズ専用です。
3つの抵抗はこれを使いました。
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今回は試作なので、抵抗値を変えられる半固定抵抗を使って、それぞれ事前に、36K、2K、2Kに調節した上で、ハンダ付けしました。
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黒い線がスイッチの代わり。この線を抵抗と抵抗の間に接触させることで、フォカス動作、シャッター動作する仕組みらしい。
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こんな感じで、デジカメのリモート端子に差し込んで、動作テストしてみました。
実験のようすは動画で見れます。
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Panasonic LUMIX FZ20/FZ50/FZ200用のリモートシャッター試作実験
上手くいったので、次回はスイッチを付けるとかの仕上げか、もう少し機能強化するかも考えてみます。