続4:もっと光を! さらなる魔改造の実験。 | 試してみました - STARTブログ

試してみました - STARTブログ

実際に手を触れ、試して、気づいたことなど。

前回、改造したスタンドライトを使ったら、手持ちでの商品撮影がかなり行いやすくなったので、味をしめて、今回、さらなる魔改造を進めた。

 

 

 

 


前回の時は、白熱電球100W相当のLED豆電球がもともと5灯だったスタンドライトを、7灯に改造した。今回は、さらに2灯を増やし、限界の全9灯仕様にしてみた。
↓↓

↑前回(7灯)↑

↓今回(9灯)↓

魔改造といっても、二股ソケットを使って電球数を増やすだけなので、実際はとてもカンタン。

 


…と思って作業をしていたら、角度調節用の「蝶ナット」がもげて、壊れてしまった。あちゃ~(>_<)

二股ソケット4個と電球4個をムリヤリ搭載したため重くなり、硬く締める必要があったのだが、それに耐えられず、ネジの根元がポキッと折れてしまった。

 


これは直せない、と思ったが、ネジ缶を漁っていたら同じ径の座金付きナットがあったので…

 

それで代用、何とか使える状態に戻すことができた。

 

で、いよいよ、前回のように最適露出を調べてみた。

↓↓

 

 

LED電球を9灯に増やした効果が確実に出ており、この照明なら、ISO100という今では非常に低い感度域でも、シャッター速度1/200秒で、適正露出がF3.7までになった。

 

今回の一連の実験で、明るさとカメラ設定の関係について、大体の感触をつかめてきた。

 

要するに、白熱電球100W相当のLED電球を10個ほど集めて照らしているような明るい場所なら、シャッター速度1/200秒固定(つまりシャッター速度優先モード)にするだけで、あとはレンズのF値とかカメラのISO感度とか何も気にせず、三脚なしの手持ちで、自由にバシバシきれいに撮っていける、ということだ。(^_^)v