前回、改造したスタンドライトを使ったら、手持ちでの商品撮影がかなり行いやすくなったので、味をしめて、今回、さらなる魔改造を進めた。
前回の時は、白熱電球100W相当のLED豆電球がもともと5灯だったスタンドライトを、7灯に改造した。今回は、さらに2灯を増やし、限界の全9灯仕様にしてみた。
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↑前回(7灯)↑
↓今回(9灯)↓
魔改造といっても、二股ソケットを使って電球数を増やすだけなので、実際はとてもカンタン。
…と思って作業をしていたら、角度調節用の「蝶ナット」がもげて、壊れてしまった。あちゃ~(>_<)
二股ソケット4個と電球4個をムリヤリ搭載したため重くなり、硬く締める必要があったのだが、それに耐えられず、ネジの根元がポキッと折れてしまった。
これは直せない、と思ったが、ネジ缶を漁っていたら同じ径の座金付きナットがあったので…
それで代用、何とか使える状態に戻すことができた。
で、いよいよ、前回のように最適露出を調べてみた。
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LED電球を9灯に増やした効果が確実に出ており、この照明なら、ISO100という今では非常に低い感度域でも、シャッター速度1/200秒で、適正露出がF3.7までになった。
今回の一連の実験で、明るさとカメラ設定の関係について、大体の感触をつかめてきた。
要するに、白熱電球100W相当のLED電球を10個ほど集めて照らしているような明るい場所なら、シャッター速度1/200秒固定(つまりシャッター速度優先モード)にするだけで、あとはレンズのF値とかカメラのISO感度とか何も気にせず、三脚なしの手持ちで、自由にバシバシきれいに撮っていける、ということだ。(^_^)v