原始力の探求 E10型 電熱ペン先の温度実験 | タイムマシンズ STARTのブログ

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ショップユー店長のSTARTこと垣添です。

最近入荷した「電熱ペン先」は…

 

 

 

DC3~6V用で、しかも取り付け部分の形状が、豆電球用のソケットと同じE10タイプということで、このコーナーにぴったりのE10グッズだ。

 

先に作った E10型ライト工作 に取り付ければ、LEDライトが電熱ペンに早変わりする。

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感熱紙にスラスラ落書きできる。

 

しかし、どの程度の電圧をかければ(電流を流せば)どの程度の温度になるのか?

そのあたりがよくわからないので、実験で確かめてみることにした。

 

電熱ペン先に温度計の先を針金でくくり付けて…

 

※温度計は天ぷら鍋用温度計というものを使った。(これしかなかった)

 

電圧を上げていった時に、温度がどう変わっていくのか?

 

 

 

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1.5V(乾電池1本の状態)

 

感熱紙はだいたい60度前後で黒くなるらしいので、この電熱ペン先の場合、やはり乾電池2本(3V)あたりが適当なようだ。 

 

4.5V(乾電池3本分)で、温度計の上限(200度)を超えてしまったので、これ以上の電圧の場合の温度を確かめることはできなかったが、ムシして電圧を6Vにしてみたら電流は約2.7A流れていた。

 

今回の実験では、最大時、6V×2.7A=16Wという消費電力となる。仕様では、消費電力:15W 最高温度:565℃ ということなので、乾電池4本を使えば、仕様通り500度くらいになるのだろう。

 

ちなみに、ハンダの溶ける温度は200~250℃くらいで、ハンダゴテの温度は300~400℃が一般的らしい。私が持っている高熱型のハンダゴテを良くみてみると…

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240度~540度まで調節できるようになっていた。

 

結局のところ、今回の電熱ペン先の温度実験では、高い温度を測定できる温度計を用意できなかったため、途中までしか確認することができなかったが、

感熱紙に文字を書いたり、発砲スチロールや樹脂の加工、パンや木材などへの文字焼き、そして簡単な半田付け作業など、なかなか使える場面は多そうである。

 

また時間と機会があれば、実際にまた試していろいろ確認したいと思う。