デジタル電流計についての問い合わせがあったので、実験し、試してみた。
デジタル電流計 （DC 0-10A）
http://www.vshopu.com/item2/2142-1002/index.html
Ｑ．デジタル電流計０－１０Ａについて教えてください。負荷がもし短絡した場合 デジタル電流計は破損しますか。
Ａ．
おそらく10Aを超えた場合の保護回路などはないでしょうから、電流計が壊れる可能性はあるとは思いますが、それよりも接続したDC電源のほうが先に壊れる可能性が高いかな（？）と思います。
テストしてみないとわかりませんが…、
負荷が短絡した場合は、接続しているDC電源が出力できる限界まで電流が流れるでしょうから、DC電源にダメージを与えてしまいます。
例えば、太陽発電の出力性能を調べるために、あえて出力側を電流計でショートさせ、どこまで電流を出力できるか試したりすることがありますが、そのような状態ですね。
↓参考リンク↓
http://www.vshopu.com/item2/2173-0801/2173-0801_06.jpg
デジタル電流計０－１０Ａの裏側に太い針金のようなものがありますが、あれがシャント抵抗で、そこを電流が流れることで電圧が発生し、その発生した電圧の値を読み取り電流に換算して表示する仕組みとなっていますので、ただ大電流が流れるだけなので、壊れる可能性が高いということはではないと思います。
Ｑ．エラーメッセージとかでますか。宜しくお願い致します。
Ａ．
エラーメッセージが出るかどうかは試してみないとわからないですね…。
今度時間がある時に一度テストしてみます。
今週末でよければ試せると思いますので、後日ご報告いたします。
-------------------------------------------------
ということで、以下、実際にテストしてみました。
大型の直流安定化電源の出力端子に、デジタル電流計をダイレクトに接続。
デジタル電流計でショートさせた状態です。
10A以上を流さなければならないので、出力電圧は3V固定にし、出力電流のほうをCCで徐々に増やしていくことにした。
9A流したところ。
9.99A流れているところ。
10A以上になると、写真のように「- - -」というエラー表示が出ました。
ということで、エラーメッセージが表示されました。