地元の友達、というか、子供時代からの連れ(今だにバイク乗ってる自由人)から、「これ、何とかなる?」と指令が下った。
何でも、寒くなるとバイクのデジタルメーターがリセットしてしまう持病があるらしく、その修理方法も見つけたのだが、素人では工作が難しい…、とのこと。
詳しくは、こちら。
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HONDA XR BAJA使いコミュのデジメーターのリセット病
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=59352&id=49152456
デジタルメーターの実物を分解、修理方法も教えてもらい把握したが、正直ビビッた。
ICのピンのひとつを外して浮かせ、それにハンダ付け配線するとか…、ハンダ付けは嫌いじゃないが、そんな細かな作業はやったことがない。
「失敗しても知らないよ。ダメもとでも良かったら、やるだけやってみるけど…」と、自信ないまま、預かってしまった。
で、どうしたものか、良い方法が思いつかない。
数日後、たまたま東京の展示会で一緒だった、Duke.Tさん(人間ワザとは思えない超細かな作業を駆使して豆電球を製作している独りメーカーさん)に相談してみた。
※これ作っているお方です
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自転車ダイナモ用 COB LED豆電球【14mm径】 AC6V~9V 昼白色 口金サイズE10
http://www.vshopu.com/item2/2152-0201/index.html
Duke.Tさん曰く、「microUSBが同じピッチだから、それでハンダ付けの練習するとか。感触つかめれば大丈夫」と、なるほどのご助言。さすが達人だ。
ところが、私はその後、相変わらずめっちゃ忙しくて、何もやれなかった…。(^_^;
そうしたら、案の定、連れから催促のLINEが…。(^_^;;
◇ ◇
結局、ろくな練習もできず、ろくな道具もないまま、本日決行。
もう、ぶっつけ本番だぁ。
今回のミッションは、上の画像のとおり。
まず、ICのピンと同じ太さのリード線を用意。
これを半田ごての先に巻きつける。
そう、極細ハンダごてに変身させるのだ。
実際にハンダ溶かしてみた。いけそう。
虫メガネを、拡大鏡みたくセッティング。
右手で半田ごてを持ち、ピンに当て溶かす。
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同時に、左手に持った画びょうの針の先でICのピンを浮かす。
※最初、精密ピンセットでトライしたが、精密ピンセットでも先が太くて難しかった。
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浮いたピンにジャンパー線をハンダ付け。
※このあたり、肝心な場面なのだが、作業に集中してしまい、撮影し忘れた。(^_^;
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線の片側をコンデンサのプラス部にハンダ付け、完了。
それからこれも撮影し忘れたが、仕上げとして、クルーガンで、バイパス線の振動対策を行った。
実は、一度、大きな失敗をした。
作業終えて動作確認したら、液晶の数字がまったく表示されなかった。
悩んだ末、ネット情報を調べ直していったら、mixiの元の情報の中に
「対応内容
・IC2の20Pinを基板より外す
・外したPinとC16の+をジャンパーする
・好みに応じて振動対策をする」
という記述を発見。
20pinではなく、21pinで作業していた過ちに気づき、作業をやり直したのだった。(>_<)
![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)