この電子負荷、コンパクトにまとまっていて良いのだが、気になる点も多い。
デジタル電子負荷モジュール DC100V 10A (最大100W) ACアダプター付き
いちばん気になったのが、商品説明ページにも次のように書いた、電流可変ボリュームに関する点。
「※要注意!! ツマミの回転方向が通常とは逆になっています。右回り→電流小 左回り→電流大」
「※このボリュームですが、となりの電圧電流計とくっついているため、ツマミを回そうとすると指が電圧電流計に当たってしまい、とても操作しにくいです。予めご了承ください。径の小さなツマミに交換するとか、ボリュームを基板から外してリード線を付けて外から調節できるようにするとか、何か工夫したほうが良さそうです。」
ということで、このボリュームを操作しやすいよう改良することにした。
まずは、モジュール基板の取り外し。
こんな具合に、ドライバー1本で取り外せます。
例のボリュームは、こんな感じで基板にハンダ付けされています。
ツマミの下部が基板に接触して斜めになっている。これ本当は最初は、右のような白いコネクタ式だったのではないか。そのコネクタの穴に無理やりボリュームをハンダ付けしたのではないか、と推察する。
とりあえず、基板のウラから半田ごてを当てて、ボリュームを取り外した。
そして、写真のように、少し前方向に位置をズラし裏返し、瞬間ボンドで基板に固定する。
ボリュームの抵抗値が左回りから右回りに、逆転するようハンダ付け。
できあがり。
これで、ツマミも軽く回るようになったし、ちゃんと右回りで負荷電流が増える。
うん、使いやすい。(^_^)v