昔ながらの豆電球は、極性がなかった。だから、プラス、マイナスを気にすることなく使えた。
しかし、LED豆電球には、通常、写真のように、お尻側がプラス、横側がマイナスという極性がある。
そのため、懐中電灯の豆電球をLED豆電球に替えた場合、極性が逆になっていると点灯しない。
乾電池を反対向きに入れることで、プラス・マイナスが変えられる構造のものはよいが、そうでない場合、極性が反対であるだけで使えないということになってしまう。
そこで、そうした場合に、LED豆電球の極性を逆に入れ換える改造方法を、写真で簡単に紹介する。
まず、前回の「ハンダの外し方」で紹介した、ハンダ吸い取り線などを使って、LED豆電球のお尻のハンダを除去する。
マイナスドライバーの先などで、口金をこじ開ける。
こんな風に、2本の線が出てくる。
短かったら適当に延長し、2本の線を入れ換え…
ハンダ付け。
はみ出た余分な線をニッパなどでカット。
できあがり。
通常とは逆の横側がプラス、お尻側がマイナス。極性反対のLED豆電球の完成だ。