ヘッド → ハート → テール;ウイスキーの話です | お酒、グルメ、ときどき健康と雑学

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TVや雑誌、本などから得た、お酒や料理、ご当地グルメ、かわったグルメなどの情報と、それらに関するプチトリビアや面白い話をお届けするブログです。

 

 

焼酎に“はなたれ”というのがあります。
特定の銘柄ではなく、製造過程で出てくるのを呼ぶいいかたです。

アル中ル氏のように、単細胞的頭脳の持ち主は、

“洟垂れ”

きたねえなぁ、と即座に思ってしまうのですが、
前回リブログしたとおり、
“初垂れ”で、字のごとく、蒸留の初めに垂れてくる部分のことをいいます。

“初垂れ”とそうでないものの正確な見極めは難しく、ここまでとはっきりしたサインがあるわけでもなし、
ほんの2~3%しか取れない希少なもので、
しかも、華やかな香りの強いお酒で、焼酎ファンならぜひとも飲んでみたい一品です。

が、いかんせん、量が少ない。
ただ、焼酎の酒蔵なら必ず出るものなので、なかには便詰めしている蔵元もあります。

参考までに、『全国の隠れたうまいに出会えるサイト/激レアグルメ』でも、とり扱っています。

かく

今回もウイスキーについての投稿なんですが、
焼酎の“はなたれ”から始めたのは、同じ蒸留の過程で最初の出てくるスピリッツなのに、
ウイスキーとは全然違うことに興味を持ったからです。

ウイスキーでは、基本、2回蒸留しますが、
2回目を再留(さいりゅう)といって、この再留で得られるスピリッツの、いいとこどりをして、樽詰めに回すんだそうです。

これを、ミドルカットとといいます。

ミドルカットとというと、単細胞のアル中ル氏は、“ハッパフミフミ”の大橋巨泉さんを連想してしまいます。

大橋巨泉全盛のころにテレビっ子だったので、巨泉さんが「パイプカット」なるものをマスコミに公表した時に、なんやろ、と興味を持ったものです。
それについて何か書こうとうずうずし始めたのですが、ウイスキーと関係ないので、カット。

ウイスキー評論家の土屋守氏によると、
再留釜から初めに出てくるのが、フォアショッツ、あるいはヘッドと呼ばれる前留液です。

たしか焼酎では初留液といっていたと思います。

次に出てくるのがミドルカットまたはハートと呼ばれ、中留液(本留液)です。

そして後留液で、フェインツ or テールと呼ばれるそうです。

ウイスキーに使うのはミドルカットのところだけで、前後の蒸留液はウイスキーには適さないということです。

焼酎では“初垂れ”とそうでないものの見極めは難しいということでしたが、
それはウイスキーでも同じで、どこでミドルカットするかは、蒸留責任者の経験からえた熟練技でしかないそうです。

前出の土屋さんによれば、一般的な蒸留所では、数値化しているようです。
たしかに、すぐには(必ずしも)、だれもが熟練工にはなれませんから。

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