明治時代、地ビールブームに乗って、酒蔵がビール造りに参入。が、3年で撤退。 | お酒、グルメ、ときどき健康と雑学

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NHKBSの『コウケンテツの日本の100年ゴハン紀行』という番組があります。
クラフトビール
東京西の端の高尾から、東に向かいながら、その土地土地のおいしいものを紹介して行くという特集がありました。
その中の一つ、青梅の『チーズを洗うチーズ屋さん ― ウォッシュチーズ』を、11月に当ブログで紹介しています。

青梅を東に下がると、福生がありますが、そこに老舗の酒蔵があります。

コウさんが訪ねると、垢抜けした気さくな蔵元が出迎えてくれました。

老舗の酒蔵です。当然自慢の日本酒が出てくると思ったら、意外や意外、クラフトビールが出てきました。

寒造りといわれる日本酒造りは、冬場に集中します。

最近では冷房施設の発達で、通年で造っている大手の蔵もありますが、
基本的には夏は比較的暇になり、売り上げを安定させるためにビール造りを始める蔵もでき始めているといいます。

同じ醸造酒なので、醸造技術は熟(こな)れたものです。
なれた技術を活かすという点では、焼酎メーカーがウイスキーやクラフトジンを造るのと同じです。

コウさんが訪れた蔵が出してくれたクラフトビールは、復刻ビールと銘打たれていました。

復刻 ―
なんだか、ちょっと趣が変わってきました。

 

現在造っているビールが、なぜ復刻ビールなのか。

この酒蔵、石川酒造は、江戸時代末に、福生の名水を使って酒造りを始めたのが始まりだそうです。

明治時代に地ビールブームが起こりました。

そのブームに乗って、蔵にある井戸を流れる名水で、ビ-ル造りをはじめたのだそうです。
が、なんと3年で撤退。

その時の無念(?)を当代が晴らそうと、今も流れる同じ名水を使って、110年ぶりに復活させたのが、復刻ビールといういうわけです。

ちなみに、現在18代になる当主は、石川彌八郎太郎聖豊(いしかわやはちろうたろうきよとよ)さんといいますが、
当主は、代々この名前を名乗るのだそうです。

明治期にできた酒蔵なのに、当代で18代目というのは、それ以前からほかの家業をしていたようです。

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