1980年のUKヒットを、CDサイズにしてご紹介しています。
今回は5枚目の3回目。11曲目からご紹介します。
カッコ内は最高順位、*はUKコンピ「NOW YEARBOOK」シリーズ未収録です。
11. Casanova / Coffee (#13)
この曲の動画がないためこのコーヒーというグループがよくわからないのですが、
アメリカ発のR&Bグループのようです。
"Casanova"という曲自体はカヴァーのようですが(1967年全米51位)、
軽快なディスコチューンに変貌していますね。
12. I Can't Stand Up For Falling Down / Elvis Costello & Tne Attractions (#4)
エルヴィス・コステロ、2曲目のTOP10ヒット。
彼の場合はアルバムが売れるタイプで、英米ともシングルのヒットは多くありませんが、
この曲はキャッチーですね。
これもカヴァーで、オリジナルは1967年のサム&デイヴですが、
なんとシングルB面の曲ということで、
こういう地味な曲を引っ張ってくるセンスがすごいですね。
アレンジが全然違うのもさすがです。
13. So Good To Be Back Again / Tourists (#8)
ユーリズミックスの2人が以前いたバンドとして有名なツーリスツですが、
曲をまともに聞いたのは今回が初めてでした。
めちゃキャッチーで、これは確かに売れるでしょうね。
しかしバンド自体は長くは続きませんでした。
14. Love Will Tear Us Apart / Joy Division (#13)
こちらも名前は知っていた程度のジョイ・ディヴィジョン。
ニュー・オーダーが以前いたバンドで、
イアン・カーティスが亡くなったことでジョイ・デヴィジョンは解散、
死後に出たこの曲が唯一のTOP20ヒットになっています。
PVは生前に撮影されていたということです。
15. Passion / Rod Stewart (#17)*
大ヒットとなった『スーパースターはブロンドがお好き』の次作として
先行シングルとなったのがこの「パッション」でした。
「アイム・セクシー」ほどベタなディスコチューンに寄っていない分、
地味ではありますが、かなり黒っぽさがあり、
実際全米R&Bチャートにも入っています(最高65位)。
全米では5位とTOP10入りしています。