1982年のUKヒットから厳選し、CD1枚分に収めました。
前回からそのおまけとして、そこから漏れたものの、
収録した曲と同等と評価している曲をご紹介しています。
今回はその2回目、通算23曲目のご紹介です。
なお、さすがにこのおまけ編では曲順は考慮していません。
Mirror Man / Human League
「ミラー・マン」ヒューマン・リーグ
全英2位(年間49位)/全米30位
ヒューマン・リーグの「ミラー・マン」です。
自分のようなアラ還世代だと、
「ミラーマン」という単語で想像するのはこの曲ではなく
70年代の特撮番組になるのは致し方ないことです(笑)
この曲は「愛の残り火」大ヒット後、初めての新曲で
(間にシングルはありますが既発)、
イギリスでは期待値の高さもあったのでしょう、2位まで上昇しています。
一方アメリカでは30位止まりでしたが、これはモータウンへのオマージュが、
彼らに期待するサウンドと違っていたからなのかもしれません。
とさりげなく触れましたが、曲は明らかに60年代モータウンを意識していて、
いかにこの時期、モータウンサウンドがイギリスで人気があったかということも窺えます。
こういうサウンドなので前回の「マンイーター」に続いて取り上げていますが、
ヒューマン・リーグには特大ヒットの「愛の残り火」があり、
そこからは1歩評価を下げざるを得ないと思ってしまったために選曲漏れとなりました。
ただ、最後まで入れるか否か、かなり悩んだ曲もであります。
この曲については以下のサイトが詳しいです。