1981年のUKヒットを、CDサイズにしてご紹介しています。
今回は4枚目の2回目。6-10曲目をご紹介します。
カッコ内は最高順位、、YEは年間順位。
*はUKコンピ「NOW YEARBOOK」シリーズ未収録です。
11. It's A Love Thing / Whispers (#9)
ウィスパーズ、2曲あるTOP10ヒットのうちの2曲目がこれ。
1曲目はお分かりだと思いますが "And The Beat Goes On" です。
シリアスな前の曲に比べて、こちらは楽しげ。
まさにハッピーなラブソングといった趣です。いいですね~。
12. Ai No Corrida / Quincy Jones (#14)*
日本で大ヒットした「愛のコリーダ」。
イギリスでも堅調に20位入りです。
意外にもこの曲はカヴァーなんですが、
今回はオリジナルの動画を見つけたので貼っておきます。
クインシー盤はベースは割とそのまんまですね。
もちろんホーンセクションの切れなどは「らしい」のですが。
しかし、それにしてもこの動画ですよ。
上の動画ではパティ・オースチンと
(オリジナルの代わりに)ジェームス・イングラムが歌っているのですが、
このライヴ、日本で行われているクインシー・ジョーンズのライヴなんですよね。
今の時代にこんなライヴがあったら卒倒しちゃうんじゃないですかね。
チケット代も恐ろしいことになりそうですけど。
なお、英語版Wikipediaではオリコンの順位が1位になっていますがこれは誤りで、
オリコンの洋楽シングル部門で1位、総合では13位となっています。
13位でももちろん立派な成績ですし、
年間では50位入りですから大ヒットには違いないです。
あと、とんでもないものも見つけたので貼っておきます。
ある意味すごい。1981年の紅白らしいです。
ちなみに「愛のコリーダ」のセールスは、
岩崎宏美の「すみれ色の涙」と同じといえば、大ヒットぶりがわかるでしょうか。
13. Lay All Your Love On Me / Abba (#7)
ABBAが2曲目の登場。
もろにディスコ調の曲ですね。
この曲は12インチシングルのみでの発売で、
UKチャートでは最高7位というのは
12インチシングルだけリリースされた曲としての最高順位だそうです。
ただしセールスはニュー・オーダーとかのほうが上です。
14. Stars On 45 Vol. 2 / Starsound (#2, YE#36)
大ブレイクを果たした「ショッキング・ビートルズ」の第2弾は、
アメリカや日本ではビートルズの第2弾でしたが、
ヨーロッパではビートルズではなく、
当時ヨーロッパでは絶大な人気を博していた、ABBAのメドレーとなりました。
ABBAに続けてこの曲を入れてるのはそういうことです。
結果として2曲連続の2位ですから大成功ですね。
相変わらずヴォーカルは結構似ています。
15. Rapture / Blondie (#5)
ブロンディの「ラプチュアー」。
1981年という時期にラップっぽいものを取り入れていますのはさすがです。
いろいろ迷いましたが結局選曲したのは曲のインパクトでしょうか。
全米では1位になりましたがイギリスでは5位止まり。
再結成時を除けば、最後のTOP10ヒットとなっています。