80年代の洋楽とか

80年代の洋楽とか

80s洋楽が記事の中心です。それ以外はゲーム、日本の懐メロなど、興味があればなんでも取り上げます。

6月27日(金)

4日目です。

「大人の休日倶楽部パス」北海道・東日本は有効期間が5日間ですので、

今回はそれをフル活用しています。

なお東日本バージョンは昨年までは4日間だったんですが、

今年から5日間になるとともに、料金も上がりました。

 

4日目は函館めぐりですが、

体調を考慮しながら抑え目です。

まずは朝食ですが、これがないと函館とは言えんでしょう、

ということで、朝市に行ってきました。

 

 

適当に入った店で小どんぶりを。お茶碗サイズです。

しかし、今回6時前に行ったんですが、5時台だとやっている店が多くない。

あれ? こんなだったっけ? という感じです。

というのも、昔寝台特急の「北斗星」で朝4時台に函館に来たことがあるんですが、

その時は5時からガンガンやっていたイメージがあったからです。

今は寝台特急がなくなってしまったので、

その分1時間後ろにしているところが多いのかもしれませんね。

あと、一部の建物がきれいになっていることもあって、

これまた私の思っていた函館朝市のイメージではなかったんですが、

裏の通りは昔ながらに、道を挟んで店が並ぶスタイルで、

「これこれ、これが朝市よ」と思いながら歩いてました(笑)。

 

いったんホテルに戻って、改めてチェックアウト。

この日は市電の1日券を買いました。

やはり市電は情緒があります。今風でいえばエモいです(笑)。

まずは南下して谷地頭のほうで降り、さらに南東へ。

20分ほど歩いて着いたのが立待岬。

 

市電は新旧様々な車両が走っていて、見ていて飽きないですね。
 

これは岬に行く途中の坂から。いい景色だったので撮りました。
 

いい天気なのが良かったです。
 

 
 

 
 

奥に小さく見えるのは青森と結んでいるフェリーです。

 

ここはよかった。

朝早いからか人も少なく、海の向こうには函館の市街

(湾状になっているので反対側に見えます)、

さらにはそこから続く北海道の陸地も見えます。

岬らしい強風と断崖をはじめとした殺風景。これぞ自然でしょう。

こういう風景は私のお気に入りだと、改めて感じました。

 

 
市電で駅に戻り、係留されている青函連絡船、
摩周丸に行きました。
 

 

 
いまある北海道行きのフェリーのような、もっと大きいものを想像していましたが、
そこまでではありませんでした。
4時間程度でベッドもあまりないからですかね。
とはいえ数百人は乗るでしょう。
 

こんな席で移動していたようです。(前がグリーン席、後ろが指定)

 

再び市電に乗り、今度は五稜郭です。

過去の旅では訪れたことがなく、初めての五稜郭でした。

まずはタワーに行きましたが、修学旅行生と思しき一団がいて、

エレバーター前が結構混んでました。

最初は上れないかと思ったくらいでしたが、

休憩がてらソフトクリームを食べていたら空いたので上に上がりました。

 

五稜郭がダイナミックに眺められます。
 

 

街並みの向こうは函館山。
結局上りませんでした。

 

このタワー、五稜郭ももちろんですけど、

函館の街もぐるっと見れるのがいいですね。

人気なのはうなずけます。

降りた後は五稜郭そのものを散策。

建物の見どころは少なく、ただ歩いただけ。中の博物館には行きませんでした。

本当はここでタワー内の五島軒(カレーで有名)に行くつもりでしたが、

腹が減っていなかったので自重しました。

 

いったん駅に戻り、ラーメンを食べます。

ご飯ものは厳しかったですが麺類なら、ということで。

写真を撮り損ねたのでサイトを貼り付けておきます。

 

 

ラーメンについては下調べしておらず、

とにかく行列が嫌いなので、並ばないで食べれればいいや、と思っていました。

ここに行ったのは、前日止まった宿の近くにあったからです。

函館といったら塩ラーメンですので塩をチョイス。

うん、おいしかったですよ。

 

さて、宿に入るにはまだ早いのですが、

函館山に登る気力がなくなったため、

休憩がてらJRに乗って新函館北斗に行きました。

往復して市電に乗り換え、終着の湯の川に行って、宿に。

そう、自分の旅としては珍しく、ビジネスホテルではない温泉宿に宿泊です。

 

 

せっかく湯の川温泉があるのでということもありますし、

格安の宿を見つけていたので、そこにしました。

部屋は広く(2人部屋)、内風呂も広い。

まあ大浴場があるので内風呂は使いませんでしたけど。

正直食事(朝夕ともバイキング)は微妙でしたので、食事目当ての方は気を付けましょう。

温泉に格安で入りたい人にはいいと思います。

素泊まりにいしてもいいかもしれませんが、湯の川で函館駅方面は結構距離があります。

夜は外、朝はバイキング、という選択肢もよさそうです。

 

6月27日(木)

今朝も4時起き。

この日はホテル内朝食にしており、早朝から行動する予定はないのですが、

前の日に10時に寝れば、このくらいには起きれます。

しかもこの時期の北海道は日の出が速く、4時でも普通に明るいです。

 

そういえば天気のことを話していませんでした。

初日は着いた時は曇り、大沼では晴れ、長万部ではちょっと雨がぱらつきました。

2日目は、小樽に着いたときは少し雨が降っていましたが、

その後はいい天気でした。

3日目以降はほぼ晴れていました。

朝晩の冷え込みを考えて、今回の旅行は長袖シャツで行ったんですけど、

昼間は半そでで十分という感じでした。

 

3日目は基本的に函館に移動して終わりです。

特急で移動すれば2時間で着くんですが、

鈍行にこそ移動のだいご味があると考える私。

鈍行で函館まで行きたかったんですけど、

日中に千歳ー函館の全ルートを普通列車で行けない。

北海道の現実を思い知らされますが(単なる雑木林という車窓が多い)、

そこは最強の「大人の休日倶楽部パス」。

特急にも乗れますので、乗り継ぎが悪い時間帯は特急でカバーしました。

具体的には、

・千歳ー南千歳:普通(追分行き)

・南千歳-登別:特急

・登別-洞爺:普通(途中、東室蘭で乗り換え)

・洞爺-長万部:特急

(昼食)

・長万部ー函館:普通

といったルートで、朝の9時前に出て、着いたのが午後5時前。

乗っていない時間も2時間ぐらいはありますが、

6時間ぐらいは列車に乗っていたことになります。





追分行きはキハ40を期待していましたが、キハ150でした。

今回はキハ150が大当たりでした。

南千歳まで各駅で行ったのは単純に、

千歳は特急北斗は止まらないからです。

あとは長万部にお昼に着き、かつ各駅停車になるべく乗るという形で、

2回特急を挟みました。



しかし特急は混んでいる。

この日は短区間なのと、直前までルート選定をしていたので

指定席は取らなかったのですが、満席。

外国人観光客や若い人、普通のビジネスマンもいたんですけど、

「大人の休日倶楽部パス」利用者も相当数いそうでした。

2回ともまともに座れませんでしたが、最初のほうは1時間程度と長かったこともあり、

途中で奇跡的に空いたので座っちゃいました。

 



逆に各駅停車では旅行客らしき姿はほとんどない。

「青春18きっぷ」や「北海道・東日本パス」(普通・快速列車のフリーパス)の

シーズンはまだですし、

「大人の休日倶楽部パス」を持っている人がわざわざ各駅停車に、

しかも特急から降りての乗り継ぎなど、常人が考えることではありません(笑)。

しかしそこには私が求めていた、観光客のいない、日常の列車風景がありました。

当然利用者は少なめですが、全くいないということもない。

午前中ですので、地方鉄道のメイン利用者である学生さんもいないですし。

唯一駅名は忘れましたがひと区間だけ、私以外に乗客がいないことがありましたが、

それも1駅だけで、それ以外はお客さんは乗ってました。

 







長万部では懸案のかにめしをいただきました。

 

 

伝統の駅弁だけあっておいしかったですが、

売店の隣に「自由席」という、特急の座席を並べた休憩所になっているのがすばらしい。

そこで前面のモニターに映し出された車窓風景を見ながら弁当を食べれば、

まさに旅気分で、箸も楽しく進みました。

 



長万部からは函館行きですが、ここにもポイントが。

この列車は「砂原支線」を通ります。

特急はショートカットである大沼公園・駒ケ岳経由を通りますが、

この列車は大回りするルートを通ります。

このルート、各駅しかないですし、時間が余計にかかりますので、

地元の人以外は鉄オタじゃないと乗らないでしょう。

ただここは、ストレートで函館に行くこともあるのでしょう、

わりとお客さんは乗ってました。

少なくとも半数は年配の旅行客でしたが。

そしてその大半が、新幹線駅の新函館北斗で降りていきました。

 



当初の予定では途中の駅で降りてあるところに行く予定でしたが、

体調を考慮してスキップし、函館にそのまま向かいました。

5時前について、その足でハッピーピエロへ。

 






函館で有名なファーストフード店ですね。

お店の装飾が個性的なことでも有名です。

有名ですので混雑も覚悟していましたが、

時間帯を外したこともあって余裕で着席できました。

他のも食べたかったんですが、初めて行ったこともありますし、

一番人気の「チャイニーズチキンバーガー」を食べました。

それほどチャイニーズな感じでもなく、なるほどといった感じでした。

個性的なお店の装飾に合う、個性的な逸品だと思いました。

もし次回いけたら、違うものを食べてみたいです。

 

 

土曜日の夜に旅行から家に帰って来たのですが、

猫が3匹しかいない。

自分が一番かわいがっている、マルちゃんが出てこないのです。

もしかしたら隠れているのかもと思ったので(ニャンコあるあるです)、

その日はそのまま寝ることにしました。

しかし、翌朝になっても姿を現さない。

ごはんの時間に出てこないので、これはやはり逃げたのでは、と思いつつも、

手掛かりがないのでどうしようもできないでいました。

 

ところが、2階のベランダで洗濯を干していると、どこからか猫の鳴き声が。

見ると、マルちゃんが隣の家とを隔てる塀の上にいました。

やっぱり外だったかと思いつつ、慌てて2階から降りますが、着いた頃にはもう隠れてしまいました。

昼にも同じことがありましたが、やはり下に降りると消えている。

外が慣れてないこともありますし、逃げる体力があるんでしょう。

消耗戦を覚悟して、この日も捕まえるのはあきらめました。

 

そして3日目、つまり昨日。

朝、外から聞こえる鳴き声で目覚めました。

昨日とは明らかに鳴き方が違っていて、必死さが伝わってきました。

姿は見えないものの、これだけ鳴いていれば今度は逃げないのではと思い、外に出てみると、

やはり、隣の家の勝手口付近にいました。

隣の家を自分の家と間違えていたのかもしれません。

声をかけると(それまでも声はかけていたんですが)、

今回は鳴きながら近寄ってきました。

そのまま抱き上げることに成功し、やっと連れ戻すことができました。

 

それにしても、いつ出て行ったんでしょう。

私が帰って来た時はすでにいなかったので、

土曜日の日中ぐらいだったんでしょうか。あるいはその前か。

正直どうやって出たかはわからないと思うので、

外に出る癖をつけないように、ドアの開け閉めは慎重にしようと思いました。

マルちゃんの場合、外は好きそうではないので、

昔いたクマとは違って、当然のように外出することはなさそうです。

それにしても家に帰ってそうそう、まさかの大事件でした。

 

 

 
帰ってきて我が家を満喫するニャンコ。
もう出ていかないでくださいよ…