オリコンと『ザ・ベストテン』のランキングを基に、新たに年間ランキングを作成しました。
今回は30位から21位までをご紹介します。
ここまでくるとヒット規模もかなりのもので、
ベスト5入りはほぼ必須、なんですが、ランキングのあやで、
「かもめが翔んだ日」のみ週間順位が7位となっています。
『ザ・ベストテン』で伸び悩んだのが効いてしまってます。
一方、オリコンでは最高8位だった「冬の稲妻」は5位に入っています。
順位はオリコン視点で見ると「冬の稲妻」や、演歌系の「時には娼婦のように」
(今なら絶対流行らないようなエロ曲)といったロングセラーの曲が順位を下げている一方、
山口百恵や西城秀樹といったアイドルが順位を上げているのは順当と言えます。
ではこの中から、今回も3曲をご紹介します。
29位「ブルースカイブルー」西城秀樹
やたらさわやかですし、名曲だと思うので忘れがちなんですけど、
この曲、実はヒデキが不倫しちゃう曲なんですよね。
「ゴールドの指輪を引き抜き」とか「大人からほほをぶたれた」など。
昭和だからなんでしょうけど、まだ20代前半でこういう曲を普通に歌っていた時代でした。
最後の「青空よ心を伝えてよ」以降のフェードアウト部分が特に優秀です。
このころは洋楽の影響もあってか、アイドルポップスでもフェードアウトで終わる曲が結構あります。
26位「青葉城恋唄」さとう宗幸
仙台を歌った歌。
仙台という言葉はどこにも出てきませんが、
広瀬川や青葉通りといった地名、七夕というイベントで表現しているのもいいですね。
このころはいわゆるご当地ソングというのが多く流行った時代でした。
ただ演歌が多く(「津軽海峡・冬景色」とか「函館の女」など)、
ポップス系はあまり多くはないです。(大阪は多いですけど)
この曲は歌詞を聴けばわかるように夏のうたなんですけど、
ヒットしたのは秋になってから。
今回のランキングで最高順位(5位)に達したのは12月と、まさにロングセラーでした。
なのでオリコンランキングも2年連続の40位以内。トータルで80万以上売り上げてます。
23位「わかれうた」中島みゆき
中島みゆき、自身では初のオリコンナンバー1ヒット。
提供曲では研ナオコの「あばよ」ですでに1位がありました。
満を持しての自分の歌でのヒットでしたし、以前も書きましたが、
この年は桜田淳子や加藤登紀子など、提供曲も軒並みヒットしており、
大旋風を巻き起こした年でした。
のっけから「途(みち)に倒れて誰かの名を呼び続けたことがありますか」と、
「いや、そんなシチュエーションあるわけないだろ。酔っぱらってたらあるかもしれんが(苦笑)」と
思えるくらいの強烈な描写。
曲以上に歌詞で記憶に残るのがみゆき節と言えそうです。


