だいぶ間を置いていました。

打ち込みたいことは山ほどあるのですが、みんな愚痴や批判になってしまうので
こらえると話題がなにも出て来なくなってしまいました。

嫌なことはトレーニングで発散させていた結果か、筋力の伸びと反比例して体重が減り始めたのです。ボディビルを初めて足掛け25年近く経ちますが初めてです。食事を減らしてる訳でなく、むしろ同年代より多いくらいのはず。お昼は会社近くのチェーン店「○○○水産」の500円定食で、生卵を5個は必ず取ってますし(笑)
まぁ強いて言えば腹筋運動をあらゆる角度、強度で1日置きに実施している事かも知れません。が、確かな事はわからない。

しかし生理学的に筋肉量の増加と体脂肪減少は同時進行し得ません。だからボディビルダー達はシーズンを通してオンとオフを切り分けて食事と運動を工夫しています。
これは筋肉の権威でもある伝説のビルダー石井直方教授もいろんな雑誌や本で述べている事で、普通に考えても納得しやすい原理です。エネルギーが満たされてるときに初めてプラスαとしての筋量増加がなされる。
なので私の場合も同様に筋肉自体は増えてはいないのでしょう。
扱う重量が増えているのは神経系統の慣れで挙上テクニックと身体の使い方が上手くなっていると判断した方が正解かもしれない。


またこんな講釈垂れて…。


最近は音楽に浸っていませんね。潤いやワクワクが欠けています。
そうなると過去を懐かしむ。
ふむ、大河ドラマのテーマ曲だ。
敬愛する加藤剛さんの初主演大河「風と雲と虹と」そして
中学時代ファンだった石坂浩二さん主演の「天と地と」
どちらも原作は海音寺潮五郎。「天と地と」はあの冨田勲さん。
短い曲ですが片や勇ましさ片や寂しさが溢れていて大好きです。




学生の頃、大学の近くにあったJAZZ喫茶によく通っていました。

そこのマスターはスウイングジャーナルに時々執筆していて、通な常連客で賑わっていたようです。コレトレーンやエルビン、ショーターやガレスピーなどJazzを語る上で外せない錚々たる巨人たちが店に来たようです。大きなボードに溢れんばかりの彼らのサインがそれを物語っていました。

そしてひと駅離れた駅の前に有名なクラシック喫茶が(そう言うと場所がだいたい特定できてしまいますが)ありました。
白を基調とした上品な建物で奥行きがあってシャンデリアの豪華な光がとても眩くゆったりと過ごせそうな店内でした。

そうなるとイージーリスニング専門の喫茶ってないのかなと思います。
もしかしたらあるのかも知れませんが、私は聞いたことがありません。
関東近郊にあるようでしたら行ってみたいですね。


もし、私がそんな店を経営するとしたら…。
なにか夢のように展開してきます。

店内は旅情をかき立てるような海外の風景の写真で飾り、プラネタリウムの装置もあります。大型モニターにはもちろんJetのDVDあるいは海外の風景や街並みの映像が常時流れています。
明りは間接照明を基本として洞窟のような暗めの席も用意されています。
Jet Streamさながらに「私のレコードアルバム」タイムとして特定のアーティストを選んで数曲、それを1時間に1回の割合で流します。案内のナレーションは私。
夜9時からはナイトタイムとしてお酒も出します。深夜12時からはミスターロンリーと共にJetのオープニングナレーションをDJブースから私が差し込んでいきます。
散文詩はパクリではなくオリジナル。特に中高年の人たち支持される落ち着いた品のある雰囲気で…等々。

なかなか想像すると楽しいです。

採算は合うのか…その想像はしません(笑)
なので、実現は「夢の果て」となります…。




先日、昼近く、営業車のラジオからパーシーフェイスオーケストラの曲紹介が聞こえてきました。

おっ、定番の「夏の日の恋」か?と思いきや、「Blue on Blue」との大沢悠里さんの声。
ブルーオンブルー、はてどんな曲か? 

そして波のように漂うイントロが始まると、その瞬間私はJet Streamの世界へと飛び立ちました。
私が練習していたいくつかの城達也さんのナレーションの中にBGMで入っていた曲でした。
くりかえし聞いていた語りでしたので曲もすっかり気に入っていましたが、曲名やアーティストはわからないままでした。
そうか、大御所パーシーはやはりジェトの定番だったか。番組の肝である城さんの語りのバックをしっかり務めていたのです。




正直、サウンドだけではどのオーケストラの演奏なのか、JAZZのブラインドテストよりも案外この年代のイージーリスニングの方が難しいかも知れません。もっとパーシーを聴きこんでみようか…。

そしてこの「Blue on Blue」、原曲は何?と探って見ると、いやはやありました。
ボビーヴィントンです。やはり歌ものでした。こちらもいい、素晴らしい。
そうです。いわずもがなのジェットストリームオープニングナンバー「Mr.LONELY」の原曲の歌い手です。何かの因縁ですかねぇ、検索の糸がたどり着くその先の驚きと至福。
ジェットストリームの世界は私にとってどこまでも続く見果てぬ夢の世界。

ちなみに昔ヒットしたデビットリンチの「ブルーヴェルベット」もこのボビーヴィントンがヴォーカル…そう言えばなるほどそうだったか。

短い演奏でしたが、久々にラジオに酔いしれたひとときでした。