幻楽じいさんの毛の意味と、老楽じいさんの違い。 | しょもももの芸術的多肉事情

しょもももの芸術的多肉事情

 
多肉植物と芸術を愛する人間のブログ。
まさかの5年目突入!
今年は・・・花屋を多肉屋にすべく奮闘中!

推し多肉は勿論、カランコエ属の不死鳥。
目指すは・・・多肉ブログ界の不死鳥!!!



おはようございます!!
今日から・・・学校です(;´Д`)ノ

いや、別に行くのが苦痛なのではなく、
お布団から出るのが苦痛なのです・・・
・・・って一緒ですな(笑)


あらかじめ用意しておいたこの記事を投下して、
頑張って行ってきまーす!!(*^▽^*)





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




  


いつぞやの記事←で、
はんこデビューも果たした幻楽じいさん。












あの時の記事で、
「毛に水がかかると腐ってしまうんじゃぁああ・・・・」

と、幻楽じいさんは言っていましたが、
厳密にいうと「腐る」のではなく、「汚れて」しまうという事なので、
ここで訂正いたします!!!!

cordieさん、ご心配おかけしてすみませんでした!!!
でも、霧吹きでの水遣りも、汚れを覚悟で行うようにしてくださいまし・・・。










そこで、私は気になって気になってしょうがなくなった。




幻楽じいさんは一体この毛で何をしておるのだ、と!!!!

〇〇〇〇。氏は初め見た時、
取り外せる保護カバーと勘違いしていたなぁ(笑)







そこで調べてみました。








どうやら、幻楽のような白毛に包まれるサボテンは、
ペルーの高地に多いそうです。
具体的に言えば、海抜2千~3千メートルぐらいです。
かなり冷涼な地域ですが、
日中と夜間の寒暖の差がものすごく激しいそうです。
雨季と乾季の差もはっきりとした所です。


そこで、
雨季は、幹皮に直接水がかかるのを防ぎ

(湿ると棘が汚れたり、カビが生えたりするからです。
 棘の汚れはサボテン自身は気にしないでしょうから、
 やはりカビが生えたり、良くない事があるのでしょうね。)

乾季は、
地面と大気の温度差によって生じる霧を毛によって集め、
株元に水を落とす働きをしている 



のだそうです!!










なるほど、凄いよ幻楽じいさん!!
高地の月兎耳の毛は、いつぞやの記事で、

・紫外線対策
・寒冷時の断熱作用
・乾燥防止

という結論に至りましたが、この辺りの理由も合わせて考えられそうですね。
乾燥防止、というのは単なる保湿と思っていましたが、
月兎耳の毛にも、霧を集める効果があるのでしょうか?
ますます気になる所です。









そしてもう一つ、気になる所が・・・



幻楽じいさんには、
きんさんぎんさん以上に見分けるのが困難な、

「老楽(オイラク)」というそっくりさんがいる。







はい、ネットで画像検索してみました!
他人の写真なので載せる訳にはいきませんが、
ホントにそっくりすぎてびっくりしました(((( ;°Д°))))





その違いも、27年前の雑誌と、
他のサイト様でも少し紹介されていたので、
私が覚えるためにも、
ここに記録しておきます(>_<)



<幻楽じいさん>
学名 エスポストア メラノステーレー         
    (Espostoa→人名 melanostele →黒い柱
     元は果実と種子の違いからエスポストア属から分離され、
     プセウドエスポストア属とされていたが、現在はエスポストア属。)

自生地      ペルーの高地800~2000メートル

外見上の特徴  販売されている程の大きさだと見分ける事は困難。
           大きいものだと、基部から枝を出して群生する。
           幹径10センチ内外、高さ2メートルに達する。
           稜は約25稜。
           刺は淡黄ないし、黄褐色。
           大きくなると5ミリ程の長さ、もしくはもっと長い刺を突き出すらしい。

花         黄褐色の軟毛が集まった大きい花座に、白い花をつける。
           一度咲くと後は毎年開花する。






<老楽じいさん>

学名  エスポストア ラーナータ
     (Espostoa lanata→軟毛のある)

自生地      エクアドル南部 ペルー北部 
           海抜2千~3千メートル

外見上の特徴  幻楽じいさんと違い、分枝する。
           (幻楽が分枝しないとは記載されていないので、確実な違いとは言えない。)
           幹径約8~9センチ、高さ4メートルにも及ぶ。
           成長すれば老楽じいさんの方が、スリム。
           刺は淡黄色。

花         幹頂のやや下に、白ないし淡黄褐色の軟毛を持った花座ができ、
           長さ約5センチの白い筒状の花をつける。










う~ん、
黄褐色やら淡黄色とか言われても、


これじゃ判別しにくいですね・・・
褐色?でも白い刺もありますし。



幻楽じいさん「こりゃ!てっぺんを見るな!まだふさふさじゃぞ!」

大きくなったらまた違った鋭い棘が生えて、
判別しやすくなるのかもしれませんね。








あと、育て方のポイントとしては、


・風通しの良い強光線下で管理すると、白毛が多く長くなり、刺も強くなる。

・堆肥を加えた肥沃な培養土に植え、生育期には月に2・3回追肥する。

・雨に打たれたり、上から水をかけると白毛が汚れるので、室内に置き、
 根元に水をあげる。








なーるほど!ザ!ワールド!!!!


はい、これで私もあなたも、
おじいちゃん達はバッチリなのです!!!
ではでは!行ってまいりまする^^






◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


お待たせしました!!
「巻き込み☆コメント返信!!」



>おにゃさん


おにゃさん!
明けましておめでとうございます!!
こちらこそ今年も宜しくなのです☆

そういえばいつぞやの記事←のコメント返しで、
お布団の呪文をお送りしてしまったので、
呆れてもう来てくれないかと内心ビクビクしておりました(笑)
あの時は前代未聞のお布団ブームだったので、つい・・・
出産まで後少し、
かなり大変な時期ですね(>_<)汗汗
お布団にこもっちゃうような子ではなく、
適度によく眠る健康なお子さんが生まれますように!!

七福神、
その通りです!
成長期に水をあげすぎました・・・
しばらくして、水が多い事を知って、
最初にウチに来た時みたいに立派な締まった株にするぞぉぉおおお!
と、思って水を切ったら下葉がなくなっちゃうんですよね・・・
そしてまた水をぉぉぉぉお!
って繰り返していたら、
伸び伸びになりました・°・(ノД`)・°
教授(神)のお宅は野ざらしだそうです。
どうもその方が良いみたいですね。

あっ、ちなみに温室のは、
教授(神)のお宅からやってきて半年以上経ったお方です。
温室はとても日当たりがよく、
この時期でも最低温度は6℃です。
職員さんが水をあげてくれているので、
少し少なめにするようにお願いしましたが、
それまでのたっぷりの水の量でも、
徒長する事はなかったので、
日当たりが最重要なのかなぁ、と思っています。

ウチの木立葉牡丹、
もう切り戻すしかないのかなぁ・・・と、
更新した直後は思っていましたが、
おにゃさんのお言葉で限界まで伸ばす決心がつきました!!
腐らせないように、
でも葉の締まった株になるように頑張ります(>_<)